デビルズ・ダブル −ある影武者の物語−

イラクの独裁者サダム・フセインの息子ウダイの影武者だったラティフ・ヤヒアの自伝を映画化した衝撃作。2011年ベルギー

世界を驚愕させた真実の告白!
20世紀最悪のプリンスの影武者を生きた男の衝撃すぎる実話
ウダイに顔が似ていることから無理やり影武者に仕立てられ、人生を狂わされた男の絶望と怒りを描き、サンダンスやベルリンなど世界各国の映画祭で絶賛された。

主演は『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパー
監督は『007/ダイ・アナザー・デイ』のリー・タマホリ

事実を元にした映画。事実とは思えないほど派手さ。まあだからこそ映画化されるほどの題材だったんだろうが

なんと言っても圧巻はドミニク・クーパーの演技力。ウダイとラティフって同じドミニク・クーパーが演じてるんだが、まるで別の人が演じているよう。顔は同じなのにまったくの別人格。表情がまるで違う

ウダイってのはホントとんでもねー野郎だな
あんな鬼畜の暴力やSEXのやりたい放題を描いたらR指定になるのもしょうがない
ウダイは2003年に死んでいる。享年39歳。やはりこういう短期間でやりたい放題豪遊してる奴は短命と決まっている。太く短く行きたい人はこういう人生もありか
実際のウザイの写真
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/23/Uday_hussein.jpg
ドミニクのほうがやっぱハンサム。実際はこんなにモサイw
フセインの息子だからなあ。なにやっても警察は見てみぬ振りするしかないだろうし。てかイラクに警察ってあったっけ?w

しかしラティフは世渡りが下手で不器用だ。大人しくウダイに従っていれば食べ物に女にまったく不自由しない裕福な暮らしができたろうに
そんなに似てるんならウダイの振りしてやりたい放題やればいいのにと思ったが、側近からしたらよく見ると違うんだろう
まあ湾岸戦争が終わってフセインが処刑される頃には影武者も殺されてるだろうが

フセイン役の人が凛々しすぎてフセイン自体は立派で息子だけが馬鹿なんだと勘違いしてしまいそうw

サラブ演じるリュディヴィーヌ・サニエ(32)はウダイの女という割には微妙にしゃくれてるしなんか微妙なんだよな。ケバすぎるし
サラブの目的は何だったんだろう?妹や娘がいるのは本当で、それを助けて欲しくて最初からラティフに近付いた?あくまでも最初からウダイの味方で、ラティフのスパイとして送り込まれた?だからわざと大使館に電話して居場所を知らせた?うーん、わからん…_| ̄|〇

最後暗殺に失敗し、中途半端なところで終わってしまい物足りなさを感じるが、事実を基にしているためこれも止む無し。アメリカ兵じゃなく、ラティフ自身にしっかり止めを刺して欲しかった

http://devilsdouble.gaga.ne.jp/