ヒットマン

孤高の殺し屋エージェント47号(以下47)を主人公とする人気シリーズゲームを原作に映画化したもの。2007年のアメリカ・フランス映画

ダイ・ハード4.0」の悪役として注目を浴びたティモシー・オリファント(39)主演。けど殺し屋にしてはちょっと目付きが優しいかなあ。スキンヘッドでもかっこいい
そしてその謎の美女ニカ役に、「007」のボンドガールに決定したばかりの新星オルガ・キュリレンコ(28)足が細くてめちゃめちゃスタイルいい。でもなんとなく怪しいんだよなあ。どこかで裏切りそうな気もする

部隊がロシアなためか、ロシア語がときたま混じっててよくわからんのが不便

逃げる殺し屋に追う刑事。その刑事の執念・執拗さは、「逃亡者」を彷彿させる

しかしニカはよく47に付いてったなあ。普通自分を殺そうとした男の言うことなんて信じないし、付いていかないだろ。突然ベリコフにハメられたとか言われてもなあ。物分かりよ過ぎ(ノ∀`)
47も女にどう接していいか分からず手を焼いてる感じw
これ「ボーン・アイデンティティ」と同じ展開。いろんな映画のパクリ寄せてる感じだなw
47もドが付くくらいの堅物。普通あれだけの美女に迫られたら誘惑されてもおかしくなさそうなんだが、自ら注射で相手を眠らせてそれから逃れるという、もうまさにホモとしか思えない。このくらいの徹底っぷりが、そこら辺の男ではなくまさしく本物の殺し屋だと思えていい

殺し屋のくせして意外に逃げるシーンが多く、逃げてばっかりというイメージ。殺し屋なんだからとっとと殺して逃げればいいのにと思うが、標的以外は無駄に殺さないというポリシーなんだろうか

激しくてスリリングなアクションと迫力のある映像、47の強さはアッパレ

FSBは結局あんな命令下さなくても電流流れなかったんじゃ?ただの脅しなだけで。その後のFSBの消息が分からないので何とも言えないが

しかし意外。あそこでCIAが味方してくれるとは。これで事前にCIAと話していた“小さな親切”の意味がようやくわかった。逃亡の手助けをしてほしいってことね。けど47なら自力で逃げられるような気もするがw

ここで冒頭に戻るわけね。じゃああの寝転がっていた47そっくりの死体は誰?これも影武者?

結構ちょろちょろと小さな疑問が残り、何か釈然としない気はするが

総合的になかなか見ごたえのある楽しめた逸品でした。やっぱ主人公が強いと頼もしいね

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