ザ・タウン

小説『強盗こそ、われらが宿命』を原作とした犯罪スリラー。2010年アメリカ。「ゴーン・ベイビー・ゴーン」以来2本目となるベン・アフレック監督兼主演作品。最近監督業などで表舞台からご無沙汰だっただけに、久しぶりのベン・アフレックを見れて嬉しかった

こういうクライムサスペンスは主人公たちが犯罪者なので、捕まらないか冷や冷やしながら見る。よくあんな死の瀬戸際や捕まるリスクを背負いながらやり続けられるもんだと。1回でやめりゃいいのに

ダグはよせばいいのにクレアに近付いてしまう。そして会話まで(ノ∀`) 何やってんだバカー(ノ∀`)
もうこの時点で、これは人質と銀行強盗が恋に落ちるんだなと言う展開が読めてしまった
てか小銭がないからって見ず知らずの男に声かけないだろ普通(ノ∀`)
意外だったのは、ジェムにクレアと一緒にいることがばれた後のジェムの反応。きっと切れまくるんだろうなと思ったら、むしろダグの方が逆切れだったw
この時点で、ダグが彼女に情が移り、彼女に余計なことをしゃべってしまい、捕まるはずのない仲間が捕まる、仲間と仲間割れし、最後に彼女が涙を流しながらを通報するという展開を予想してたんだがまったく違った

自分の母親を薬漬けにし、殺したも同然のファーガスをいつ殺すかが見物だった
だいたいヤバイ山なのに自分たちは何もせず部下に行動させて自分たちは取り分だけもらうって虫が良すぎ
最後にこんな山引き受けなけりゃ死なずに済んだのに・・
そんなに立て続けに強盗しなきゃいけないほど金を無駄遣いしてるのか?

クレア(レベッカ・ホール)よりクリスタ(ブレイク・ライヴリー)の方がいいと思うのは自分だけかw 彼女の方が若いし。クレアの何がいいのか分からん

22歳のシステムエンジニアはかわいそうだったな。まだ若いのに。SEだけやってればいいのにこんな悪の道に引きずりこまれて・・

しかしFBI捜査官フローリーがむかついたwまあこの手のものは得てしてこういうやり手の厄介な捜査官が付き物だが

印象的だったのは最後のクレアとの電話のシーン。ダグはクレアが捜査官たちに取り囲まれていて危険な状態だと分かりきっていたのに、なぜああもクレアに会いに行くことを強調していたのか。何か答えを待っているようだった。そう、彼はクレアがまだ自分を裏切っていないことを示す言葉を聞きたかったのだ。それが「晴れた日」だ