デジャヴ

初めて体験する事象だが身に覚えがあるデジャヴ(=既視感)感覚をモチーフにしたSFサスペンスアクション。2006年のアメリカの作品
基本的にはミステリーの謎解き要素がメインなのだが、冒頭のフェリーの大爆発シーンやカーチェイスのシーンなどところどころに派手なアクションがあり、飽きさせない作りになっている

ジェリー・ブラッカイマー製作
主演はデンゼル・ワシントン。相変わらず抜群の演技力す
ヴァル・キルマー太ったなあw ただのいいおっさんになってる
クレア役のポーラ・パットンはホント綺麗っす

フェリーのテロ、クレア、タイムウィンドウシステムと見所が盛りだくさん

正直わけわからん。とにかくかなり混乱して脳内整理が大変になるので、隅々まで集中して見ないと二度見する羽目になる。特にシステムの説明のシーンは難しすぎて意味不明

何がデジャヴなのかしばらくわからないが、ラリーが死んだ原因やクレアの家がダグの指紋だらけだったのも、なぜか救急車が建物に突っ込んでたのもすべて辻褄があってるのがすごい。これでダグがクレアにデジャヴを覚えてるのがわかった。だって殺される前の過去に行って実際会ってるんだもの

とにかくタイムウィンドウという映像装置がすごい!つかあんな監視システムあり得んw過去の事象を何でも盗撮?できるなんて
要はこれまでの過去を変えると現在も変わるというタイムスリップものを、この超映像装置によって実現しようという斬新な発想
そしてついに人間を過去に送り込むという大バクチに出る!

はたしてクレアは救えるのか?はたまたやはり死なせてしまうのか?そこが最大の焦点だったが、まさかクレアが助かってダグが死ぬとはなんというオチ…_| ̄|〇 と思いきや平気な顔してダグ登場(゚д゚ノ;)ノ
どういうこと?未来から過去へ行ったダグは死んだけど過去のタグは生きてる?結果的にダグは生きてる?もうわからんわ(ノ∀`)
まあ結果的にあの大惨事は免れたんだからよしとしよう

ただあまりに細かく理論を追求してくとところどころ矛盾があるので、あまり論理性は求めず、純粋にストーリーを追うだけのほうが楽しめる

ハッピーエンドなのかそうでないのかいまいちスッキリしないラストだったが

実に完成度の高い作品。伏線が散りばめられているので、細かい描写までジックリお見逃しなく!

http://www.movies.co.jp/dejavu/