消えた天使 -The Flock-

新米の女性捜査官を指導しながら、かつて性犯罪で刑務所に送り込んだ犯罪者がかかわっていると思われる行方不明女性の事件について調べ上げていく、人並みはずれて用心深いFBI捜査官の物語。2007年アメリ

性犯罪者をテーマにした映画。フロックとは“群れ”の意で、性犯罪者たちが群れる様を現した
サスペンス・エンタテインメントであり、日本でも議論されている性犯罪者の出所後の情報公開の是非など、目を背けられない現代社会の諸問題に斬り込んだ衝撃の問題作

その性犯罪者たちを調査する公共安全局の管理官エロル役をリチャード・ギアが務める。このエロルって男が嫌な奴で、単なる個人的恨みで性犯罪者たちに嫌がらせしてるとしか思えない。リチャード・ギアが嫌いになりそうだ
そのエロルと行動を共にする新人監察官アリスン役のクレア・デインズ(当時28)が強く綺麗な感じ
また、ニュー・アルバム発売/来日キャンペーンで大きな話題を集めたスーパースター、アヴリル・ラヴィーンが事件の謎に関わる少女として、本格的な映画出演を果たしている

一度性犯罪を犯したものは糞扱い。アメリカでは登録されちゃうんだから大変だ。見ている人も賛否両論ありそうだ。もっと性犯罪者たちを追い込めと言う人と、やりすぎ彼らにも人権があるこれから真人間になるかもしれないという人

性犯罪者の監察官を女性のアリスンがやるって無理なんじゃなかろうか。あまりに辛い仕事だと思う

しかし犯人が女だったとは。いくら人格を壊されたとはいえむちゃくちゃだな

この映画を見終わって、男性はリチャード・ギアを嫌いに、女性は好きになりそうだw
う〜む、何か終わっても釈然としないすっきりしない、あまりいい気持ちにはなれない作品