ノー・カントリー・フォー・オールド・メン

コーマック・マッカーシーの同名小説の映画化で、舞台は1980年代のテキサス州西部。殺人鬼と200万ドルを持って逃げようとする溶接工のチェイスを描く。2007年のアメリカの作品

一応トミー・リー・ジョーンズが主演らしいが、出てくるのが開始30分後ってどうよ
溶接工ルウェリン・モス演じるジョシュ・ブローリンが悪役にしか見えない(ノ∀`) あんな人相の悪い奴にあんな美人妻って明らかにミスキャストじゃ
それにしてもこの殺人鬼、このズラみたいな髪型とかすべてがモイキー。この役者さん(ハビエル・バルデル)がすごすぎるんだろうな。しゃべり方とか口調とか、いい感じのキチガイさ加減を出してるw

大金のために命を無くすとは。金と命どっちが大事なんだか。ましてやあんな綺麗な奥さんがいるだけで幸せじゃんか
それにしてもなんで殺人鬼は常にモスの居場所わかんだよ(ノ∀`) 最初は金の中に発信機が入ってたからだけど、それ以降も常にバレバレだったのが不思議

冒頭の店の親父のように、賭けに勝てば助けてもらえるのでは?女は結局賭けをしなかったから助からなかったってこと?
てか普通変な男が家で待ち構えてたら逃げるだろ(ノ∀`) さっさと逃げろよw

うわーこのラストは釈然としねー納得いかねーヽ(`Д´)ノ
なんだかなあという中途半端なラストのまま終わる。てっきり保安官があの殺人鬼を最後には退治してくれると思ったのに。誰もがトミー・リー・ジョーンズと殺人鬼の一騎打ちを楽しみにしていたはずなのに、結局一度も接点がないまま終わりだなんて見事に期待を裏切られた

とにかく謎だらけ

・あの交通事故はなぜ起きた?最初誰かが殺人鬼を狙ってたかと思ったんだが
・妻は生き延びれた?てっきり女は助かると思ってたんだがな。殺されたからあえて描写しなかったということか
・あの保安官の父の話は物語と何の関連性が?
・誰が主人公?モスじゃないとしたら保安官?それともあの殺人鬼?

にしても一番肝心のモスが殺されるシーンをなぜ描かなかったのか。前半から中盤の働きは明らかに主役扱いだった。そんなモスの最期となるシーンはちゃんと描くべきだったはず

なんだかよくわからず、この作品の醍醐味を全然理解しないまま終わってしまった、なんとももったいない消化不良でした