P2(原題)

NYビルの深夜駐車場で、変態ストーカーに美人のお姉さんが追い回されるホラー。2007年のアメリカの作品

レイチェル・ニコルズ(27)、ウェス・ベントリー(29)主演
ウェス・ベントリーってどっかで見たことあるなと思ったら、「ゴーストライダー」に出てたらしい

男は恐怖を感じないが(Sならむしろ犯人側に回ってやっちまえという感じか)女性なら誰もが同じように怖いと思えるホラー
いやーこれは怖いですねえ。ちょうどクリスマスにピッタリ。せっかくのクリスマスの夜をこんな風にめちゃくちゃにされたら、一生クリスマスにトラウマができるだろう

相手はジェイソンのような無敵の男でもなければ屈強の男でもない。至って平凡な警備員。弱い。だがらこそリアリティがあり、本当に怖いのである。身近にいる至って平凡な男がそんな変質者に豹変してしまうのだから
レイチェル・ニコルズの今にも乳首が見えそうなはだけすぎのドレスが気になってしょうがない

しっかし警備員ってのはビル全体のロックを管理できてしまうものなのかね。警備員というセキュリティを一手に任せてしまう特性上、いざその警備員がそれを悪用しようと思うと、一人の人間をビルに閉じ込めてしまうことができる恐ろしさを感じた。まあ実際警備員一人でこんな何でもかんでも操作できるはずないと思うが
あれだけビル内でおかしなことが起こってりゃ誰かが気付きそうなもんだが、なぜかと以外誰もいないらしい。そんな状況考えにくいが

途中警察が来たが、絶対見つからないと思った。たいがいこういうとき警察は役立たず。まあ警察が解決しちゃったら、誰が主人公か分からなくなるからね。こういうものはえてしてヒロインが自ら解決するもの

最後は女の逆襲。憎きストーカー男をやっつけた。っても目を刃物で刺し、ガソリン漬けにして放火するとかちょっとやりすぎじゃなかろうか。ストーカー男に露骨な殺意が見られなかっただけに、余計酷く感じてしまう
女の人は後半見ていてスカっとしたろうな

女性は恐怖→気分爽快、男は複雑な心境。カップルというより女同士で見に行ったほうがその後の会話が弾みそうですw
まああまり見ていて気持ちのいい映画ではないっす