ダミー

戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディミラ・ジョヴォヴィッチの共演による腹話術を通したラブコメディ
エイドリアン・ブロディって本来こういうちょっとナヨナヨしたヘナチョコ役って適役かもw
一方のミラ・ジョヴォヴィッチは相変わらずぶっ飛んだバンドのボーカルでボーイッシュな役w
最初は腹話術が下手糞なだったが、やはり公私にわたって練習したのか、次第にうまくなっていってるのがわかる

主人公のスティーブンは、母親に甘やかされ、気が弱く、大人になりきれず、30近くでまだ親と同居している情けないダメ男。まるで俺のよう(ノ∀`)
そんなスティーブンは、職業安定所のロレーナという女性に恋をしてしまう。まあ確かに綺麗だよな。それでいてキュートだ
この腹話術には、彼の心に隠れた気持ちやユーモアを引き出す思わぬ効果が
ティーブンは自分を表の仮の自分に見立て、人形には自分の本当の気持ちを語らせる役で、本当の自分をうまく引き出すことに成功した
それでいてスティーブンには実はとても面白いユーモアを持っていたのだ
やっぱ彼女を惹き付けたのはそのユーモアだろうなあ。あれがなかったら今までの単なるお人好しと何も変わらないわけだし
ただ女性にとってはどうなんだろう?面白いことは面白いけど、自分とは直接話してないし、ずっとコントみたいなのを見せられているだけってのは・・
最初のうちは楽しいかもしれないけど、そのうち物足りなさを感じてくるかも
ただあの人形リアルすぎて気味悪いwただ人形には名前を付けてほしかったなあ
なんとロレーナの前の恋人であるストーカー彼氏とは、マイケルのことだったのだ。じゃあなんで写真見て泣いてたんだ?
つか絶対ハイジよりロレーナのほうがいいような・・ハイジって出目金みたいだし。マイケルはようやく諦めるも、今度はまた別の女に・・
そして最後、スティーブンは見事ロレーナとのキスに成功。ぎこちなかったけどね
まあハローワークのおねーちゃんとここまで発展させたんだから大したもの。あり得んけどw
エンドロールのあとに時たま見せるファニーとマイケルのちょっとした出会いオマケもお楽しみに