アイ・アム・レジェンド

ついに見ますた!ウィル・スミス主演の2007/12/14日米同時公開の期待作!

よくあるゾンビホラー。ただし、ゾンビを退治するというよりは、あくまで伝説となった主人公ウィル・スミス演じるネビルの生き様を描いた点が目新しい
・ネビルにはなぜか免疫があり、感染の危険がない
・今回のゾンビは太陽に弱く日中は出てこれない
この点も新鮮だ

ほかのキャストは、ネビルを助けたアナを演じるブラジル人女優アリーシー・ブラガなど

普通は感染への過程を前半で描くが、これではすでに90%が感染済みで、荒廃した荒野から始まっている
逆に言うとあれだけ誰もいなくてCDとかも借り放題で、最初のうちは楽しそうかもw

あのかわいいワンちゃんが死んじゃうシーンは見ていられなかった。すごくいい子で、スミスにも懐いてて、よく躾けられてるのがわかる
だから犬は娘や家族に預ければよかったのにと思ったが、たった一人で戦う孤独なネビルの唯一の心のオアシスになってたのかも
ワンちゃんがグッタリし、本当に弱ってるようにしか見えないシーンがあったが、でも多分あれは単に睡眠薬とかを使って動かないようにしただけだろう

せっかく助けてもらったのに、命の恩人である親子に妙に礼儀知らずだったのがむかついた

しかしまさか本当に生存者の村があったとは。ぜひネビルには生き残って、そこでアナと一緒に幸せに過ごしてほしかった

一番の疑問は、マネキン動かしたり罠仕掛けたりしたのは本当にゾンビだったのかということ。そこまで知能があるのかと
おそらくは18歳の女(恋人)をとられた、禿のおっさんの仕業
光の中に自ら出てきた禿のおっさんは、退化したための愚かな行動と思えたが、実際には嫁に対する愛情が芽生えてたための行動。その判断を見誤ったために、トラップを仕掛けられたり、後を付けられたりして自宅を襲撃される
だから禿のおっさんに知能があると判断し、最後に実験室で、禿のおっさんに対してあれほどひたすら治療薬が出来たと伝えたのはそのため。最初はどうせ言ってもわからないのにどうしてだろうと思ったが、ネビルはこの時気づいてたんだね。だが、禿おっさんの目的は、あくまで薬ではなく恋人だった
ラスト、自殺的行動をしたのは、女子供を守るためだけでなく、贖罪の意味も含んでいたのか

悲しいことに、ネビルは最後にしんでしまう。あの親子とワクチンを守るために・・こうして彼は“伝説”になったのである

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