SAYURI

一人の芸者の数奇な運命を描いた世界的ベストセラー「さゆり」を映画化したもの。2005年の邦画?でもスティーヴン・スピルバーグ製作なんだよなあ。第二次大戦前後の日本が舞台

最初は芸者の日本の映画ってことでバカにして観なかったんだが、退屈しのぎに何となく観ていると、どうしてなかなか

いまいち“ゲイシャ”ってものがわからなかったんだが、これを観て理解できた。まず売春婦とは違う。芸者と娼婦の違いは、体を売るか芸を売るか
自分の結婚相手すら決められない不自由さ。いかにこの時代の女が男に依存していたかがわかる
でも結局体を売ってるんだよなあ。1回だけの処女だけど。つか1万5千円って安っw
お宝→処女
水揚げ→売春代
ってことでおk?

キャストがまた異国情緒に富んでいる。まず主演のチャン・ツィイーコン・リーは中国人、ミシェル・ヨーはマレーシア人、日本人は渡辺謙役所広司桃井かおり工藤夕貴大後寿々花など
この桃井かおりの鬼おかあさん役がまたハマリ役なんだわ(ノ∀`)
ミシェル・ヨーの日本語吹き替えは唐沢潤って人なんだけど、てっきり真矢みきだと思った。つか真矢みきにやってほしかったなあ
個人的に一番ラブなのがコン・リー(41)意外に歳いってるけど、挑発的な目と色気が(・∀・)イイ!

実にエロいや色い。濡れ場も何度があるし、節々に際どい表現が出てくる
「水揚げの際に診察してもらうしかない」一体どうやって(;´Д`)ハァハァ
「殿方のうなぎは、女の洞窟に潜りたくてしょうがないの」
露骨な表現よりよっぽどエロい

けど大きくなったさゆりはどことなく暗い。無口だし滅多に笑わないし。たまにしゃべると気の利いたことをボソッと言うところは自分と似てるw

最後のシーンは感動!たぶんのぶじゃなくて会長が待ってるんじゃないかと思ってたら案の定ヽ(`∀´)ノ ホント、会長を期待してるときはのぶが来て、のぶを待ってるときは会長が来るんだから(ノ∀`)
やっぱり会長はさゆりのこと覚えていてくれたんだねえ。それどころか豆葉(姉歯ではないw)をよこすほど気に掛けていたとは
しっかし小さい頃に出会ったおじさんと結婚するとは・・いったいドンだけ歳離れて(以下自粛

女のための映画なんだろうが、男が見ると逆に女の気持ちが分かる。好きな人がいるときにそれ以外の男に抱かれるのがいかに嫌なものか

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