県庁の星

織田裕二と柴咲コウの2大スター初共演！なんていうとちょっと大げさかな
これが実におもしろい。さすが織田ちゃんカリスマパワーを感じる。2005年12月の邦画
こんな汚れ？役の織田ちゃん初めてではなかろうか。いっつもかっこいい役ばっかだったもんな。眼鏡かけた糞真面目な織田ちゃんもたまにはいいやね

その他に佐々木蔵之介、奥貫薫、石坂浩二など個性豊かなキャスト陣。佐々木蔵之介はすっかり欠かせない脇役となったな

それまでエリートコースまっしぐらだった野村。だがスーパー派遣で一転する。挫折に継ぐ挫折。ここでの野村は初っ端から悪印象でずっとそのままで、そろそろだろうと思ってもなかなか好転の波がやってこない
ぐはー織田ちゃんのスーパーの店員制服姿なんて見たくねー(ﾉ∀`)
このスーパーでの出来事が、あまりに現実的で実際に陥りそうな苦悩と葛藤、人間関係を描いていて面白い。実際にバイト先で最初に男と女が陥るような確執や衝突を忠実に再現している
だいたいどの映画・ドラマも主人公は最初から美女と意気投合。でもこんなの実際はあり得ない
気の強い短気で常にイライラ怒ってるような二宮と、エリートでスキルを振りかざす野村は、水と油のようで常に衝突

勝手にプロジェクト進むわ、自分だけ地獄のスーパーに取り残されるわ、挙句は婚約者との婚約も覇気、よくしてもらっていた社長ともダメになる。まさしく挫折街道まっしぐらだ
これで冒頭の倒れてるシーンにつながるわけね。死んだのかと思ったよ(ﾟдﾟ;)

もうがんばるのやめて適当にやりゃあいいのに(ﾉ∀`)　俺だったらこの地獄の機関を適当にやり過ごすことを考えるな
それでもがんばろうとする野村。ここらへんが普通の人との違いか
食材なんて関係ない。安けりゃいいんだよ。購入層のレベルが低いんだからそれに合わせりゃいいの

けどこのまま県庁にやられっぱなしじゃ悔しい。なんとか反撃してやりたいと思ってたんだが、なかなか改革はそうもうまくいかず

あの枕のおばあちゃんうぜえ('A`)

結局二宮との恋愛は発展しないまま。まああそこでキスするのも不自然だし、あれはあれでいいのかな。なんとももどかしい

後半の方は話が難しすぎてよく付いていけん。ああ織田ちゃんが難しいこと言ってるなあと

いやー大満足の作品(´･∀･`)ﾉやっぱ織田ちゃんパワーはすごいわ

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