プライベート・ライアン

1944年6月の第二次世界大戦の連合軍によるフランス・ノルマンディ上陸作戦を舞台にした戦争映画。1998年のアメリカの作品
3時間近くにも及ぶ長編で力作で話題作だったのはわかるのだが、これほど腑に落ちない、納得いかない作品もない

主演のトム・ハンクスを筆頭に、エドワード・バーンズバリー・ペッパーマット・デイモンポール・ジアマッティという豪華キャスト陣。ちなみにエイドリアン・カパーゾ二等兵という役でなんとあのヴィン・ディーゼルが出てたらしい!ちっとも気付かなかった(ノ∀`)

しかしあの最初の浜辺のシーンの臨場感はすごい。本当の戦争を撮ってたかのようだ

ミラー大尉もいまいち頼りないし。こんな中隊長の下で働かなきゃいけない部下がいい迷惑

というかわざわざそんな特別な存在でもないライアンを救出しに行くことになった経緯がよくわからない。最初は見つけるのも困難だとか言ってたのに、急にリンカーンの言葉持ち出して5人兄弟みんな戦死じゃかわいそうだとかなんだか意味不明の理不尽な理由で8人の精鋭兵士達が犠牲にならないといけないわけ?
しかも当のライアンは自分だけ帰りたくないとかわがまま言う始末(ノ∀`)まあこうなることは目に見えてたが
しかもこのライアン、まったく普通で何の変哲もない兵士だ。少しもカリスマ性を感じない。強いてあげるとすればマット・デイモンが演じてるくらいかw

馬鹿げてる任務に頼りない長官。ライベンの考えが正解だな。こんな糞任務さっさと降りるのが吉

しかもなに?全滅寸前かと思ったら急に飛行機とか救援が駆けつけて形勢逆転?じゃあそれまでの味方の死はなんだったの?
とりあえずわかったのは、戦争ではすべての任務が有意義なものばかりでなく、馬鹿げてる任務もあるということだ

アパムがすげーむかつくヽ(`Д´#)ノ どこも怪我してないのに泣き出して体動かなくて完全に戦意喪失状態。こんな糞ヘタレ足手まといだ。この若剥げなんで何もしないの?仲間がドイツ兵殺そうとしたとき偉そうに意見してんじゃねーよ。こいつ選んだのは完全に人選ミスだな

結局戦わず終始逃げてたアパムとライアンが生き残りやがった。けどお気に入りのライベンが生き残ってくれたからよしとするか(´・∀・)ノ

ストーリーは理解に苦しむ点も多々あり腹ただしいシーンもあるが、戦争の臨場感の描写はピカイチということで十分満足できる作品