アレキサンダー

いやー三日ぶりの映画っす(´・∀・`)ノ
自分が天才と評価するコリン・ファレルの「リクルート」以来の待望の作品
舞台背景がアキレスとかが活躍した後で、アキレスの話がよく出てくるので、「トロイ」の後
しかしこの映画を観るとアレキサンダーのすごさをまざまざと感じさせられる。あんな若い歳で王になり、戦術にも長け、敵に対しても優しさを持つ(やがてこれが仇となってしまうのだが)もっと敵を懲らしめてほしいと思う自分にとって、この優しさはかえって歯がゆいヽ(`Д´)ノ
3時間にも及ぶ長編
キャストも実に豪華な顔ぶれが揃った(´・∀・`)ノ
まずこの話を伝記物として伝える爺さん役に、アンソニー・ホプキンス
アレキサンダーの母親役にアンジェリーナ・ジョリー。子供の頃のアレキサンダーなら(これまたコリン・ファレルに似た子供をよく選んだもんだw)釣り合いがまだ取れたんだが、コリン・ファレル(28)の母親に29歳のアンジェリーナ・ジョリーてw
そしてすぐ死んでしまうアレキサンダーの父親役としてヴァル・キルマー
モーホーの多いことwこの時代では当たり前なのか?普通男同士が抱き合うってそうないと思うんだけど、この中では当たり前のように行われている。アレキサンダーは、その気があるような怪しい新宿2丁目系の男に見事に熱いキス(ノ∀`)コリンも大変だw
しかしこうしてみると、群集の力を動かすってのは大変なんだな。なんかあるとすぐ文句言ってくるし、誰かをかばえばそれに不平を持つものもいる。すべての人が満足いく策なんてないのだろうか
しかしつくづくこういう古代ローマの戦争系の映画観るたびに、人の命の虚しさ軽々しさを嘆いてしまう。一つの戦いでいかに実に多くの命がなくなることか。今では一人一人が尊重され、命が保証されているというのに、まるで駒のようだ
しかしアレキサンダーの栄光は長く続かなかった。32歳という短い命。まず親友いやそれ以上の存在だったろうヘファイスティオン(読みにくいw)が水を飲んで殺された・・何者?
そして・・不穏な空気を感じながらも、アレキサンダーは不気味な毒酒を一気飲みしてしまった・・しかしそれはみなの了解だったと言う。みながもう王についていけなくなった。現実性のない、実践性のない妄想主義にみなが愛想を尽きてしまったんだろう。当然母や妻もその後・・なんとう哀れな最後だったか

http://www.alexander-movie.jp/