テッセラクト

なんか最初のうちは時間が前後してて、最後のほうにようやくそれが集大成し、ばらばらだった登場人物たちが合流するみたいな流れ。まあ、ヤクの運び屋が失敗して殺されるっつー流れなんだけど
テッセラクト--四次元という意味。これはおそらく最初の頃の時間が前後していたことを受けてのことなんだろうけど、意味不明でわかりにくいし大したコンセプトではないと思う
ていうか主人公だと思っていた英国の男前のにーちゃんショーン(ジョナサン・リス=マイヤーズ)がどう見ても主人公ぽくなく、最後も理不尽な殺され方をするのでスッキリしない。マフィアの女にバーで誘われ、電話してヤっちゃうシーンがあるが、これは金のためならなんでもするというのを受けて、一応“売”なのかそれとも恋愛感情なのか?後者は現実じゃちょとありえんす。いくらこのイギリスのにーちゃんが男前だとしても。前者が現実的だが、あえて金を渡すシーンを見せないことで美化したのか
個人的意見を言わせてもらえば、ラストは誰も納得しない頭にくるラストだ。ていうかあのガキ殺してくれない?一番殺して欲しいのがなぜ生き残ってるんだ…_| ̄|〇すべての元凶だろあれが。あの粘土みたいな黒い固形物を興味本位から盗み、危ない世界に突っ込んだ。あの心理学者が優しすぎるのがいけなかった。あの時点で警察に突き出しておけば、こいつはその後も盗みを継続することはなかったのに。それと同時にタイなど貧しい国の治安の恐ろしさを痛感した。こういうところでは、客が外出中にマスターキーで入室して盗みを働くなんてのはそんな珍しくもないのか

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