最後の猿の惑星

シリーズ5作目最後の作品
結局時間の流れ的には、3→4→5→1→2という順番
3以降はスターウォーズのエピソードシリーズみたいで面白い
こういうシリーズ物って、最初のが結局一番傑作で後は駄作という結果になりがちだが、この猿の惑星は前シリーズ通じてよくできていて完成度も高いと思う
猿が征服するに至った理由(伝染病で犬猫が死ぬために代わりに猿をペットにするが、言葉を教えたり高等なことを教えるため、利口な猿は逆にどんどん吸収し、やがて反逆できるほどに至ってしまう)とか良くできていて無理がない
あと猿にもいろいろいて、チンパンジー(緑色の服)を中心に、オランウータン(オレンジ色の服)、ゴリラ(黒の服で好戦的)とか種類によって服の色を変えていたり顔も微妙に変えているのが面白い
キャストも、似ている登場人物では同じ俳優を使っており、一人が何役もこなしている
でもこの最後の作品はあまりシリーズ的に意味をなさないというか、必要だったか?というほど結論的にも中継的にも中途半端な作品かなあ
猿VS人間の戦争で、どうしても人間の味方の観点で観てしまうが、シーザーは決して人を殺そうとしなかったり逃がしてあげたり、本当に正しい立派な猿ですた
シーザーがやったことが完全に正しいかはわからない
いや、人間側の立場からすればもちろん間違っているということになるが
ただ自分達がシーザーのような立場だったら、同じような行動をとっていただろう

いやあしかしこんな自分が生まれる前にできたような映画を、今頃観てる自分ってなんだろうねw