シービスケット

海のお菓子ではなく馬の名前
そう、馬とそのジョッキーの活躍や復活を語る映画です
まあ正直単純な内容でそれほど面白さや刺激はない
ただしシットリとした感動がある。フィナーレの復活劇は劇場からシクシクとすすり泣く音が
主役のトビー・マグワイア。最近見た映画でどっかで見た顔だなと思いきやスパイダーマンの主役でもありました

舞台設定がまだ馬を足として使っていた時代で、冒頭で車の販売をしているディーラーが、
「これでもう馬はいらなくなります。私なら5$でも買わない」
と言う発言に多少腹が立った
馬は物ではない。人間の頭脳と同じまではいかないが心を持っているはずだ
この映画を観ていて常々思う
確かに馬というのは足代わりになり、すごいスピードを出せる競争用の生き物かもしれない
だから、人間の思うがままに競争用に育てられ、使えなければ勝手に殺したり・・
馬の人権いや馬権(馬券ではないw)が無視されている気がした
そんな自由のない、人間の言いなりの毎日でも、馬にはそれを不満としたり不服に思ったりするほどの頭脳がないんだろうな
でも・・あまりに勝手すぎるというかね

そういう馬の気持ちにもちょっとなれる映画ですた