復讐捜査線

突然娘が殺される。その死の真相を追う父親のアクション活劇を描いたメル・ギブソン主演のスリラー/サスペンス。2010年アメリカ=イギリス

いやーこれは秀逸な作品を見た(´・∀・)ノ
あまりに面白くて二度見してしまった(ノ∀`)
これって『外交官 黒田康作』に展開似てるw

メル・ギブソン見るのも久しぶりだ。久々に見たけど老けたなあ。M字の剃り込みも進んでるし
ダニー・ヒューストン見た途端悪役だと思ったわw
娘役のボヤナ・ノヴァコヴィッチ(28)って子がこれまたえらいかわいかった

エマが撃たれたとき、メリサが撥ねられたとき、トムがベネットに撃たれたとき突然だから本当にびっくりした。演出がすごい

なぜエマを撃つとき「クレイブン」と叫んだのかが未だに分からん
エマも生きてるうちに早く話せばよかったのに。どっちみち被爆の影響でそう長い命ではなかったのかもしれないが

色々なキーワードが出てくる。「家族がいる」「自治権」「コーヒーではなくジンジャーエール

死期が近いジェドバーグが最近死んだ父親の幻覚が見えると。つまりそれがトーマスの死が近いことも暗示していた。いつから被爆していたんだ?

エマが持っていたのは放射能探知機?だからすでに被爆していたエマの髪で反応し、牛乳に反応した
ロビンソンが何をしゃべったかわからないが、その直後にが自宅の冷蔵庫を調べていたことから、放射能を含ませていたことがわかる。一体いつの間に・・

でもこれって放射能ネタだから日本公開自粛と思ったんだが、7/30公開らしい。大丈夫なんか?震災直後だったら間違いなく延期だったな

父親の娘を思う情熱・復讐心に感動した。てかあれだけむちゃくちゃやって罪にならんのか?w しかもトムは捜査から外されてるはずなのに。逆に警察は何やってんだか

合衆国上院議員だの国ぐるみの陰謀。まさかそんなものに巻き込まれるとは

最後憎きベネットを殺せたのはいいが、結局ラストは全員死んじゃうってオチ

謎の男CIAのジェドバーグも魅力的。向こうの側のはずなのに、なぜかトムの元に現れ、彼を殺すどころか情報を教える。CIAとして国を守るか正義感の葛藤があったのだろう
最後どうするのかと思いきや、まさか銃で3人とも殺すとはむちゃくちゃだ(ノ∀`)

最後病室で娘が現れたシーンは思わず泣いた。実にいいラストだった

全体的に造りが実に巧妙で完成度高い!様々な複線が張り巡され、それがわかりやすい。オススメ!

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