ブレイブハート

13世紀末、悪政に苦しむスコットランドの独立と開放を目指して戦った実在の英雄、ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史スペクタクル大作。1995年のアメリカの作品
3時間にも及ぶ大作で、その年のアカデミー賞5部門を受賞。それに恥じない内容だった。主演・製作にメル・ギブソン。見事に勇猛果敢なウォレスを演じきっている

ウォレスの生き様を描く作品なだけあって、その最後まで描かれているのだが、最後の最後まで彼は勇敢だった
仲間を信じたために裏切られ、処刑を受ける羽目に。だがそうしたウォレスの努力は無駄ではなく、ブルースをまた仲間に戻し、見事イギリス軍を倒し自由を勝ち取った
でも裏切った奴らは本当にむかつく。特にブルース。一番信頼していたのに何が不満だってんだヽ(`Д´#)ノ なぜ処刑されるときも助けてやらなかったんだよヽ(`Д´)ノ

それにしても初夜権ってのはむちゃくちゃだなw

本当に英国軍の残虐さには腹が立つ。罪もない愛しいミューロンを殺され、そして最後には自らをも殺される
だが自由を勝ち取ったことを考えれば、決してミューロンの死は無駄ではなかった。ミューロンの死が自由を呼んだのだ
おそらくミューロンが死んだ時点でウォレスはもう死への恐怖やこの世への未練はなくなっている。だからあれだけの大軍を相手に、寄せ集めの弱小集団でも平然と立ち向かって行ったのだ。そう、最後の最後まで彼は本当に死を恐れていない

愛するべき人のためにそこまでする男らしさは、当然他の女心をも掴み、イザベル王妃まで抱いてしまう。くそうこのモテ男羨ましいぞヽ(`∀´)ノ

史実に基づいているので決してハッピーエンドではないが、ぜひメル・ギブソンが演じるウォレスの生き様を観てもらいたい