チョコレート

孤独な白人の男と黒人の女が、深い喪失の淵から人生を取り戻そうとするハル・ベリー主演のラヴ・ストーリー。2001年アメリカ映画

9年前の作品(当時34歳)だけあってハル・ベリーが若いw 
そういやハル・ベリーって黒人だと思ってたんだけど、よく見ると茶褐色で真っ黒ではない。アフリカ系アメリカ人の父とイギリス出身の白人の母とのハーフらしい
さっき見た「ラブ・アクチュアリー」でアメリカ大統領役だったビリー・ボブ・ソーントンが今度はお父さん役で登場
そして今は亡きヒース・レジャー!今では遺作となる作品でもあり、彼の姿を見れたのは非常に嬉しい

拳銃自殺するとは。こういう自殺シーンが多いからこの人本当に自殺しちゃったんでは・・

同じ息子を亡くしたという境遇でうまくやった感がある。あんなおっさんがハル・ベリーと。ハル・ベリーの胸もポロリ。意外にでかい。当時は若かったし、ステータスを築いちゃった今じゃ絶対脱がないだろうから貴重な映像でもある

ハンクは彼女に正直に話すべきことがあるのに、隠し事が多すぎる。で後でそれが明らかになって逃げられるというパターン

にしてもあの糞親父は最低だな。あんな奴はさっさと施設に送るべきだった。黒んぼとやってこそ男だ、息子も同じだ、って言葉に相当傷ついたんだろうな
だが施設に送り込んだおかげでレティシアを迎え入れる準備ができたのは幸いだった。彼女も嫌いになった男でも、今は住むところを優先ということで仕方なく一緒になったのかもしれないが

最後自分の夫の似顔絵を見つけ、ハンクが夫の看守だとわかった彼女は、ハンクを殺すか逃げるかのどっちかだろうなと思った。で、帰ってきたときまだいたから殺すのかと思ったらボーっと見つめてるだけ
最後はよくわからんかった(ノ∀`)

二人とも息子を愛していたようには見えなかった。失って初めてその大切さがわかったというところか

この作品の面白さは、見ていて少しずつタイトル「チョコレート」の意味がわかってくるところ。黒んぼを意味してなのか、レティシアの肌の色が黒でなくチョコレート、レティシアの子供がチョコレートが好きだったから、いろんな意味合いがあると思う

ハル・ベリー好きなら間違いなく見ておきたい作品