ニューオーリンズ・トライアル

ジョン・グリシャム原作の小説「ランナウェイ・ジュリィ(邦題:陪審評決)」の映画化。小説の肺ガンで死亡した未亡人がタバコ会社を訴訟する裁判を、夫が会社で銃の乱射事件の犠牲となり、銃の製造会社を訴訟する話にしたもの。裁判ミステリーサスペンス。2003年のアメリカの作品

弁護士というより陪審員のあり方に焦点を当ててる新鮮な作品。陪審員制度だと陪審員の選定によって裁判の勝敗が決まるからなあ
裁判そのものというより、その背景に渦巻く陪審員への陰謀や取引、陪審員たちへの攻撃に焦点が当てられている。こうして見ると、裁判てなんなのか、なんのための陪審員なのかと思えてくる。結局はどんな汚い手を使っても陪審員を操作したほうの勝ちじゃん

豪華キャスト+裁判ものということで、見る前からかなりの程度大ヽ(゚∀゚)ノ

ジョン・キューザックダスティン・ホフマンジーン・ハックマンをはじめ、その他にもレイチェル・ワイズなど著名キャストが続々!

いきなり平和を打ち破るかのような銃の乱射事件。すげーさすが米国

憎きフィッチ。銃なんかの味方しやがって。それに立ち向かうのが正義の味方ニック+マーリー
ニックが何かキーを握ってるキー人物であるにおいが前半からプンプンする。この人は一体何者?何を知ってる?
マーリー女なのに強すぎ。どんな屈強や脅しにも負けないとは

そして裁判で予想通り勝訴!やべー涙出そう・゚・(つД`)・゚・。
やはりニックは只者ではなかった!正義の味方だった!ざまーみろフィッチヽ(`∀´)ノ

でもそれ以前にニックの心理作戦が見事だった。陪審員の一人に暴言をさせ、あれで一気にみんなを味方に付けた

いやー実に愉快痛快で面白かったす。ジョン・キューザックジーン・ハックマンお見事!