ゴースト・ハウス

幽霊が住んでいるというゴーストハウスで繰り広げられるスクリーミング・ホラー。ハリウッド特有のグロいだけで怖くもなんともないホラーではなく、純粋なホラー。2007年のアメリカの作品

ヒロインは「パニック・ルーム」などでお馴染みのクリステン・スチュワート(17)。相変わらずの美少女だ。胸はないけど。彼女とダスティン・ミリガンていつもセットで出てる気がする
他にディラン・マクダーモットペネロープ・アン・ミラー

舞台はノース・ダコタの農場の古い一軒屋。問題児の娘をどうにかしようとシカゴから引っ越してきたソロモン一家であったが、そこはとんでもない幽霊屋敷だった

田舎町で起こるホラーだが、ホラーにありがちな夜ばっかりのシーンではなく、昼間の喉かな風景などがたくさん見られ、ホラーにしては見ていて気持ちのいい場面も多かった

あの異様なまでの数のカラスが、また不気味さを引き立てる

なぜかジェスがいるときにしか幽霊現象が起こらず、家族からはキチガイと見られて見ている側としては歯がゆい思いをさせられる
ようやく最後のほうに来て、母親も見たとか認めやがった。その前から壁の汚れが落ちなかったりと予兆があったにもかかわらず

オチとしては、その家族を一家の主が皆殺しにしたことから、妻とその子供が霊となったというわけ。「呪怨」みたいだな
あのジョンて男どうも最初から胡散臭いと思ったよ。見るからに犯罪者みたいな顔で、どんなに優しく正義ぶっても、その偏見は拭えなかった。こいつは怪しいなんかあると。ジョンという男は家族愛に執着した男だ。今度はソロモン家族を元の家族に見立てて家族愛を求めていたのだろうか

わからなかったのは、最後なぜジェシカまで床に引きずり込もうかとしたかってこと。奴らの目的は夫への復讐であり、ベンを引きずり込んだ時点でその目的はなし得たはず。なぜジェシカまで引きずり込もうとしたのか。せっかくストーリー的に実によくつながっていて完成度が高いにもかかわらず、そこだけ汚点を残した幹事

出足が遅すぎる。平和が続きすぎで、なかなかオバケが出てこないの前半のゆったりとしたペースは多少物足りなさを覚えるかもしれない。ラスト30分が面白くて一気に加速していく感じ

ま、たまにはこういうハリウッドらしくない爽やかな?ホラーもいいんじゃないでしょうか(´・∀・)ノ

http://www.ghosthousemovie.jp/