イフ・オンリー

最初は彼女よりも仕事を優先していた男が、交通事故で彼女が死ぬ夢をきっかけに180度生まれ変わり、彼女とやり直そうとするラブストーリー。2004年のアメリカの作品

よくある同じ日が繰り返されるってもので、なぜか恋愛ものにはこの手のものが多い。ただ繰り返されるのは1日だけで、その1日を本当に大切に過ごしてるところが好感持てる

主演のポール・ニコルズはいまいちだけど女のジェニファー・ラヴ・ヒューイットのほうもいまいち。これなら友達のロッティほうがよっぽどかわいいかも
ポール・ニコルズの演技は暑苦しいし男前なのかそうじゃないのか中途半端な顔だし
この男が“うまく”ないのだ。夢や同じことが起きるということを早く把握してそれに備えてほしいのに、なかなか学習能力がなくそれを回避する手段をとってくれない歯がゆさと頭の悪さにイライラさせられる
まず自分の起きたことが本当であることを証明するために、次に何が起きるのかを言え。それなのに何も言わず、ただ起きることをそのまま見過ごし、いつまでも驚いてるだけ。彼女に忘れ物じゃないから持ってこなくていいということを説明するだけなのにそれをしない
ホントこの男不器用すぎ(ノ∀`)
あれだけ演奏を楽しみにしてたんだから演奏だけさせてあのタクシーに乗せないようにしたらいいだけの話じゃん
おまけに楽譜変えて強引にでもサマンサに歌わせるように仕向けたりやり方がかなり強引だ

あのドライバーだけはデジャヴが起きてるの知ってるってこと?つかドライバー自身はあの事故で無事なのかどうか非常に気になるんだがw

でも結局起きることは変えられないってこと?

で結局今度はイアンが死ぬってオチ。だからタクシーに乗らないか、角で左に注意するように言うか、無理やりハンドル変えるなりして回避すればいいのに…_| ̄|〇 あのドライバーも後ろ向きながら運転してるし(ノ∀`)
今度はサマンサが夢から覚めるってオチなら面白かったんだが

愛があるのは嬉しいがもうちょっと賢さがあったらなと。俺だったら両方助かって共に幸せになる方法を選ぶね。どっちかが助かっても残された方は不幸だ

でもこの作品は本当の愛を描いている気がする。臭すぎて独り者の自分は見ていて何か恥ずかしいが。でも女の人はこんな風に愛されたら幸せってきっとウットリするだろうな

ぜひ熱々のカップルか女性に見てもらいたい映画かな