嫌われ松子の一生

いやーなにか壮大？というか過激な2時間ですた。刺激一杯悲しみ一杯暴力一杯エロ一杯。けど夢や希望は一切なしｗこんないい意味で非現実的な映画も珍しい
川尻松子という波乱万丈な人生を送った女性の小説を基にした映画。2006年のTBS映画

ソープに殺しに何でもやってるホントあり得ない人生。過激すぎる

けど嫌われ人生という割には、人の関わり合い触れ合いが多かった。あんね、本当に嫌われてたら人との関わり一切ありません（この俺みたいにｗ）
そういう意味で、嫌われたと同時に実に多くの人に愛された人でもあるんだろうな
彼氏を数えると、最初の佐伯教師から始まって、八女川、岡野、小野寺、島津そして最後に龍と、実に6人もの男と付き合ったことになる。この中で本当に松子を愛してくれたのは誰だろう？そして松子が一番好きだったのは？
てことは本当に綺麗な人だったんだろうなあ。それだけに晩年のあの超デブおばさん姿にはガッカリ。あれじゃ化けもんだ
それにしてももうちょっとまともな優しい男と付き合えばいいのに、まともなのって美容師だけじゃん(ﾉ∀`)
あと全部暴力最低男ばっか。けどこういう男じゃないと、逆に松子は付いていけないんだろうな
けどこの女は簡単に体を許しすぎだ。男に対してだらしなさ過ぎる

中谷美紀の魅力をこれほど感じた作品はない。これまではおでこの広いエルメスってイメージしかなかったんだが、これを見て180度変わった
体当たりの演技の連続だ。よくぞ引き受けたもんだ。何人の男と濡れ場こなしてんだよ。ソープで泡まみれになってるシーンもあるし
中谷美紀とボニー・ピンクのいるソープだったら喜んで通っちゃうよヽ(`∀´)ﾉ
その他のキャストに今売れている瑛太、香川照之、伊勢谷友介、柴咲コウ（今回まったく目立たない）など

この人の人生が羨ましい。確かに山あり谷あり、いや谷ばかりの地獄の人生だったかもしれない。けど今の自分のちっぽけで視野の狭いスケールの地位大くっだらねー人生に比べたら、この人の人生の方がはるかに羨ましい

最後松子を殺した犯人が最大の焦点だったんだが、ありゃねーだろ。中学生が注意されたのを逆恨んでバットで殴り殺すとかマジないからｗこのオチはちとがっくり

観終わったあと、人生観、生き方が変わりかねない映画です

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