エバーラスティング-時をさまようタック-

不死をテーマにしつつもティーンの恋愛を描く
時をテーマにしているのでよくあるタイムスリップものかと思ったら、実は不死
世界観的には舞台が「ヴィレッジ」や、畑違いの階級の恋を描く「タイタニック」に似てるかも
ウイニー(nyかよw)とジェシーの十代の恋を描いている。さすがに十代だけあってSEXシーンはないけどねwキスが精一杯。こういうのも新鮮で初々しくていいもんだ(´・∀・)
と思いきや二人を演じるのは、ジョナサン・ジャクソン(25)とアレクシス・ブレデル(24)設定では17歳と15歳みたくなってたんだが、こんなに歳食ってたのかYO!
音楽も雄大な感じで、自然に満ち溢れたこの作品にマッチしており、非常に雄大な気分になれる
そのタック家族を執念のように追い、自らも父子を追い求める強欲で嫌な男にはベン・キングズレーが。いやーやな感じの不審な男を演じさせたらこの人の右に出るものはないねw

それにしてもさっさとウイニーを帰してやりゃいいのに、いつまでも引っ張り続けるから追い求められることになった。逃げている身というのをまったく忘れて浮かれてやがる。追っ手が来たんだからさっさとウイニー置いて逃げりゃいいのに、いつまでもあんなとこ立ち竦んで捕まってるし(ノ∀`)
ウイニーはジェシーの言うとおり泉に行った。だがその泉の水を思い出すようにさするだけで、決して口にすることはなかった(まあ俺も多分飲まないだろうとは思ってたけどね)
そして最後タックが言った「君は今を生きるんだ」、つまりジェシーは水を飲むことを渇望していたが、タックは望んでいなかった。あのボートの上で言ったんだろうね
これは最後祖母が死ぬシーンにも象徴されている。ウイニーはこの死を通じて、生きることの大切さを実感したのだ。不死になるということは、今目の前にある生を無駄にいい加減に惰性的に費やすことになる。タックはそれを実感しているからこそ、ウイニーにそう助言したのだろう
自分は不死なんて冗談じゃないねwこんな糞みたいな世の中長生きすればするほど地獄を見る

ナレーターが実はウイニーというオチを期待してたんだが、ウイニーはシッカリ寿命(しかも100歳w)を生きて死んでいた。じゃあこのナレーターのおばさんは誰なんだw

もし目の前に不死の泉があったら、あなたはそれを飲みますか?

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