ピーター・パン

ややもすると子供向けかなあと思うこの映画をレンタルして観てしまいますた(´・∀・`)ノ
映画化は初めてというピーター・パン
単純に今までどおりのピーター・パンをいい意味で裏切るちょっとアレンジした内容。でも原作のおもしろい部分はそのままに踏襲されている
フック船長の人間的な部分を描写しているのが印象的。「孤独だ」と完全には悪人と思い込めず、感情移入してしまいがち。思えば子供の頃から見てきたが、なぜかピーター・パンが好きになれず、ずっとフック船長を応援していた気がするw

なんといってもキャストに注目。その中で光るのが、やはり主人公のピーター・パン。パッケージを見たとき、その美しさにwてっきり女の子が男っぽくやっているのかと思ったほど
この注目の美少年は、ジェレミー・サンプター(15歳)
気持ち悪いほどキラキラパッチリな睫毛。けどなんか笑顔がニタ〜っとしすぎてて好きになれない
あーあ、こういう美少年は年上の女の人にさぞ襲われてもおかしくないほどにモテモテだろうなあ
そしてそのピーター・パンに恋するウェンディを演じるのがレイチェル・ハード=ウッド(14歳)
クスリやってるのかwと思わせるほど笑顔がおもろいw
そしてティンカー・ベルを演じるリュディヴィーヌ・サニエ。なんとも表情豊かで魅力的!歳も25歳と比較的近く、一番かわいかった(*´Д`*)ポッ

推定12歳くらいの子供の初恋を描いている。ウェンディはその不思議な美少年の魅力に取り込まれ、ピーターもいつの間にか恋に陥る
だがウェンディがはっきりと愛を要求(つか子供じゃまだ愛なんて無理だろwせめて恋までだろう、なんてなw)しているのに対し、ピーターはそれがわからず戸惑い拒んでしまっているのが描写的。そう、ずっと子供のままでいたいという、子供なら誰でも思うような願望を持ち続け、成長を拒んでいる。だからそういう大人になる過程になるような愛という感情が芽生えることを拒んだのだろうか。結局これが原因?で、二人は恋には陥ったろうが、愛は芽生えていない。それが実はもう一つのエンディングに表れてるんだよね

全体的に子供正義vs大人悪の構図が描かれている。まあでもやはり子供向けな映画で、大人にとっては歳の近いかっこいい男女が出てないので物足りなさは否めないかなあ

http://www.sonypictures.jp/movies/peterpan/