ボーン・アイデンテイテイー

アイデンテイテイが一時的にあぼーんwされちゃった殺し屋の話
一体どういういきさつでこうなったのか、その過程が明るみになるのが見所で楽しみだと思ったが、最後のほうであっさり一瞬でわかってしまい、なんだか拍子抜け
最初のほうから丁寧に作りこんでいただけに、最後のほうで時間が惜しいのか制約があったのかと思えないほどの急展開とあっさりしたエンディングには、多少萎え気味
これで密かに注目したのが、男女の巡りあい方
マット・デイモン演じるジェイソン(この名前もまたw)と、フランカ・ポテンテ演じるマリー
ジェイソンは足(車)を目的に、マリーは金を目的に近付く
これで需要と供給が成り立っている。問題は、いかにジェイソンが金とみなされず、男としてみなされて愛してもらえるようになったかというその境界線
ジェイソンは幸いなことに、その強さ頼りがいのあるところなど映画の助けもあって、単なる金男から脱却できたようだ
最初にお金をあげちゃうと、以降金なしでは魅力のない男になってしまいがちだからね
まあでもやっぱあんな風にキスまで至るようになるのは、これは映画のためで現実的にやっぱありえないのか、それとも運命を共有し、お互い自分たちの命のために命を張ると、自然とそうなるものなのか・・