スパイ・バウンド

スパイの絆−−実在する女スパイが明かした闇からの生還劇
逃れられない運命、常に死と隣り合わせ、常に犯罪だらけ、それを揉み消す上層部、そういったスパイ人生の厳しさを思い知らされる。上層部が殺そうと思えばいつでも始末できるし、見捨てれば犯罪者のまま人生が終わる。まさに上層部の掌で転がされてる感じ
主演は、公私共に夫婦のヴァンサン・カッセルモニカ・ベルッチという組合せ。リアル夫婦ってんだからおもろいw
オーシャンズ12」で御馴染みのヴァンサン・カッセルは、相変わらず独特の顔に独特の雰囲気wホント悪人でもいけるし両刀使いの役者さんだね
一方のリザは、本当に美しく強さも兼ね揃える。涙は決して人前では見せず、一人きりになったときに流したのが印象的だ
冒頭、意図してから知らんが無言のシーンが10分も続く。これもしかして最後まで無言のまま描写だけで理解させる映画なんか?と勘違いさせるほどにw
リザと愛に堕ちてしまったジョルジュ。こんなところにも愛が芽生えるのかと思うとホッとする
しかしどうもあの中途半端なラストは負に堕ちない。これからさあリザを守る攻防一線が始まるぞと思わせといて終わってしまった。なんとなく後味良くないな

http://www.spybound.jp/opening.html