アレクサンドリア

実在の女性天文学者ヒュパティアが辿る数奇な運命を描いたスペクタクル史劇

『オープン・ユア・アイズ』『アザーズ』のアレハンドロ・アナメーバル監督作品というのだから期待大

女性天文学者ヒュパティアを演じるのは、『ハムナプトラ』などでお馴染みのレイチェル・ワイズ(41)なんといっても紅一点の彼女の美しさが際立つ

昔は実にくだらないことで殺しあってたんだな。人の命を何だと思ってるんだ。命より神だの宗教だのが大事なんかと
そういえば太陽が地球の周りを廻っているのか地球が太陽の周りを廻っているのかで、天動説とか地動説とかで争ってたのを思い出した。ガリレオは地動説を唱えたことにより、宗教裁判に掛けられた。しかしそのもっと前にアレクサンドリアのヒュパティアによって地動説が考えられたが、闇に葬られた。その辺りを掘り下げて映画にしたもの

結局ヒュパティアは誰も愛さなかったのか?純粋なまま処女のまま死んだのか?普通裸に引っ剥がしたら集団でレイプするだろうに。それはキリスト教の教えに反するのか。なんかこの時代童貞多そうw

修道兵士のリーダー、アンモニオスが気持ち悪くてしょうがない。歯欠けてるし

昔は本が巻物だったんだな。コピーなんてないだろうから、偉い人が巻物に記して託したものを皆が読んでいると
図書館とか大切な故人の知が凝集されている大切な過去の宝庫をああも簡単に破壊できる考えが理解できない。今ならみんなで協力してああいう過去の宝庫を大事にするのに
女は慎ましくあるべき、教壇の上に立ち天文学を教える女は魔女だ、とか今じゃ考えられん。逆に今のバカ女どもにそれを少しは教えてやって欲しい(ノ∀`)

結局長官オレステスにしろシュネシオスにしろ奴隷ダオスにしろみんなキリシタンなんじゃんw ただヒュパティアと一緒にいたいから異教徒の振り?してるだけで。ヒュパティアはなぜキリスト教を信仰しないのか?キリスト教は天動説であり、自分の考えと反するからなのか。振りするだけでもダメなもんかね

昔はこんなくだらないことでいがみ合い、戦争していたんだなと。無宗教の自分には到底理解できないことばかり。こうしてみるとキリスト教が悪に見えてくる。イエス・キリスト自体は悪くないのに(てかホントに実在してたかどうかも疑問視してるがw)、その教徒たちのマナーが悪いがためにキリスト教が悪に見えてくる

予想はしていたがヒュパティアはやはり最後殺された。ダオスが危険を警告しようと奔走したのも虚しく・・またよりによってなぜ護衛はいらないなどと言うかな
ダオスもせめて苦しまずに死ねるように窒息死させることが、彼に出来る最大限の愛だったとは何とも無念だったろう

http://alexandria.gaga.ne.jp/