ザ・ファイター

愛する家族のため、そして自分自身のため──人生をかけて全力で闘った兄弟の感動の実話。デヴィッド・O・ラッセル監督、マーク・ウォールバーグ製作・主演による、プロボクサーのミッキー・ウォードとディッキー・エクルンドを描いた伝記・スポーツ映画。2010年アメリ

ミッキーとディッキーという実在した兄弟の事実に基づくストーリー
あんまりボクシングものって好きじゃなかったんだけど、クリスチャン・ベールマーク・ウォールバーグの共演ということで観てみた
他に『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス、美しきスタイルのいい美熟女メリッサ・レオ(51)など

クリスチャン・ベールのこの役柄(ディッキー・エクルンド)に懸ける本気・気合がすごい。実在のディッキーどおりにハゲすら忠実に再現している。最初クリスチャン・ベールの髪形が変で妙に髪が薄く、頭頂部も禿げていたんで、ストレスか病気かなんかかと本気で心配してしまったw
おちゃらけたキャラでクスリでもやってんじゃないかってくらい(実際やってたんだがw)ぶっ飛んでる兄貴に、糞まじめな弟。見事なまでに好対照な兄弟

兄と母が邪魔とせっかくの家族なのに分裂してしまう
恋人を取るか家族を取るか・・
しかしミッキーは両方とも必要と判断し、なんとかみんな一緒になる道を求める。まあそれが一番いいだろうな
サンチェス戦で勝てたのは兄貴の作戦のおかげだし。やはりミッキーには兄貴が必要だろう

見掛けだけ見るとさすがに40歳の年老いたマーク・ウォールバーグとサンチェスやニアリー役の人じゃ明らかに相手の方が強そうなんだが、どういうわけか勝ってしまう。だってマーク・ウォールバーグ強そうに見えないもんw

ミッキーってボクサーは前半ずっとやられっぱなしで最後の数分で大逆転勝ちで勝ってしまうという土壇場の数分に勝負をかけるボクサーだ
ミッキーの強さはやはりなんと言っても強靭なタフさ。あれだけずっとパンチを食らっていながらノックダウンしない。そのタフさが最後の大逆転へとつながる

ボクシングものというだけなら退屈感は否めなかったが、クリスチャン・ベールマーク・ウォールバーグの共演ということで花を添えた見応え十分な作品

http://thefighter.gaga.ne.jp/