小さな命が呼ぶとき

難病に侵されたわが子を救う治療薬の開発のために、製薬会社まで設立した父親の奔走を描く感動のヒューマン・ドラマ。ハリソン・フォードが出演と製作総指揮を兼ね、アメリカであった実話を基に子どもの命を守るためならどんなこともやり遂げる親の覚悟を映し出す。2009年/アメリカ映画

製薬会社設立を決める父親を演じるのは、『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザー(42)。その妻役にケリー・ラッセル(36)。妻役にしてはすごく若く見える綺麗な女優さん

エリート・ビジネスマンのジョンと妻アイリーンは、幼い子どもたちが難病“ポンペ病”のために長く生きられないと告知される。ポンペ病の権威、ストーンヒル博士に会いにいったジョンは、それまでのキャリアを捨て、治療薬を開発する製薬会社を起業することを決意する。

ここうでいう難病であるポンペ病とは、生まれつき体の中の糖(グリコーゲン)をうまく分解できないために発症する病気らしい。まったく知らなかった。しかも実話だというのだからすごい

ストーンヒル博士ってホントにあんなにキチガイだったのか

自分の子供のために製薬会社まで立ち上げるのだからジョンのエネルギーや愛情はすごい。途方もない資金だっているはずなのに。人間窮地になると何でもできるすごいエネルギーが生まれるんだなということを思い知らされた

正直ストーリーというか薬の世界が難解でストーリーがよく飲み込めなかった。なんでストーンヒルが怒ってたり、ジョンが喜んだかと思ったら急に泣き喚いたり、忙しい奴だなとしかわからなかった
ジョンは要はストーンヒルに薬作ってもらいたかったわけでしょ?なんで他のチームがいたり、なんか余計なウザイ連中が一杯いるの?特にジャレッド・ハリスの胡散臭さが半端ないw

子供の女の子長女メーガンがすごく無邪気でかわいかったな。あの子のためにもぜひ救ってほしいという気持ちが強くなる

ジョンはもっとストーンヒルを信じるべきだった。結局彼の薬が子供たちを救ったのだから
家族愛に溢れた男が科学者達の尻を猛烈に叩いて薬を作らせる話で、ジョン・クラウリーは実は結構嫌な奴だったみたいw映画では家族愛という名の元に正当化されてるけどね

その後、ジョン・クラウリーは現在もポンぺ病の次世代治療薬の開発に取り組んでいるらしい。

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