ヒア アフター

巨匠クリント・イーストウッドが、死後の世界にとらわれてしまった3人の人間の苦悩と解放を描いたヒューマン・ドラマ。2010年のアメリカ映画

主演マット・デイモン。それ以外はいずれもマイナー
マット・デイモンを見るのは『インフォーマント!』以来だが、やはりこちらのほうが好印象

・サンフランシスコに住む元霊能者で肉体労働者のジョージ
臨死体験をしたパリ在住のTVキャスターのマリー
・双子の兄を亡くしたロンドン在住の小学生マーカス
の3つのストーリーが同時並行的に進んでいき、最後にようやくジョージと結び付く

料理学校で出会った女性はもったいなかったなあ。若くて綺麗で。普通最初からあんな愛想良くて好印象なわけないと思うが、映画は展開速いw
交霊すると彼女が逃げ出すと分かっていた。だから隠していて普通の男として料理を作ろうとした。そうすればあのままいいこともできたのに。霊能力者であることがバレたために、それも適わぬまま終わってしまった。ジョージの失望は大きい
最後TVキャスターのマリーと結ばれてたが、ジョージがなぜ彼女を好きになったのか動機付けが弱い気がする。こんなおばさんより料理学校の子のほうがよかったなあなんて思ってたら、セシル・ドゥ・フランスはまだ35らしい。老けて見えたw

ジョージと子供の交霊シーンは泣いた。前半から散々引っ張ってきてようやく子供が出会えたこと、子供がようやく本当の霊能師に出会えたことが本当に嬉しかった。ただあの子供は礼儀を知らなさ過ぎるな
前半から早く子供をジョージに引き合わせたかったのに、なかなか適わず、もどかしかった

霊能師といえば江原啓之さんを思い出すが、彼もこんな風に見えていたんだろうか

死後について考えさせられる作品