PUSH 光と闇の能力者

政府に特殊能力者として開発された人間と、彼らの能力を利用したい当局との攻防を描くSFサイキック・アクション。2009年のアメリカ映画

ムーバー(念動力)の能力を持つニック(クリス・エヴァンス)のもとに、ウォッチャー(未来予知力)の能力を持つキャシー(ダコタ・ファニング)が現われる。キャシーはキラ(カミーラ・ベル)という女性を探し出すことを手伝ってほしいと頼むが、彼らは謎の政府機関“ディビジョン”が放った特殊能力者に命を狙われ始める。

主演も『ファンタ・スティック4』の火男クリス・エヴァンス(ノ∀`)なぜ?と思ったが、超能力つながりってことだろうねwしかしこんな頼りない奴が主人公だなんて(ノ∀`)
ダコタ・ファニングが意外と大きくなっていてビックリ。まだ子供だと思ってたらずいぶん大人になったなあ。もう17歳だもんな。将来いい女になりそうだ。最初安達祐実かと思ったw
威厳オーラ出まくりのクリフ・カーティス。いい意味でこの人浮いてたw
ラスボスのジャイモン・フンスーが目が若干かわいくてあまり悪い人っぽく見えないw
アジアンっぽいカミーラ・ベル(25)ちょっと暗いけどタレ目が魅力的

様々な超能力者の対決を描くアクション
どうも香港映画っぽくて好きになれない。なぜ舞台が香港なんだ。おかげであまりアメリカの映画という感じがしない

この作品には実に様々な種類の超能力者が登場する
1.念力で物体を動かす念動力者のムーバー
2.思考を乗っ取り、他人に記憶を押し込むプッシャー
3.未来を見る予知能力者のウォッチャー
4.物体を作り替えるシフター
5.超音波を口から出すブリーダー ←こいつがウザイ#
6.物に触れただけでその人の過去や現在を知る事のできるスニフ
7.他人の記憶を一定期間消すワイプ
8.触れることで傷を治すスティッチ
9.能力者から物体を隠すシャドウ
あの発狂男うぜーヽ(`Д´#)ノ 後ろからハリセンでど付きたくなる

なぜか香港の超能力マフィアにも追われ、後半になってようやくディヴィジョンと中国人組織との三つ巴だったことに気付くw対

ニックは主人公のくせに弱っちいなと思ってたら、最後の戦いでようやく眠っていた才能を開花。本人も驚くほどの潜在能力だった

しかしキャシーはどうしてケースの居場所とか全部知ってたんだ?そこら辺がどうもシックリこないが、予知能力でわかったというのであればもう予知能力最強w

途中からストーリーが複雑でついていけなくなた…_| ̄|〇
なんか不思議なことが起こりすぎて突っ込みどころが多すぎると言うかもうわけわかめ状態
そもそもプッシュという嘘の記憶を埋め込む能力が混乱の元。だからキラとニックが本当に恋人だったのかどうかわからなくなった。カーパーが真実を言ってたのであれば、キラはニックと橋で最初に出会ったときプッシュしていたことになる。なので恋人ではなかったのかと思いきや、その証拠となる写真をラストシーンで!これで彼女はカーパーを殺す決意をする。やっぱ写真以上の証拠はないからね

最後いざこれからのお母さんを取り返しに行こうというところでジ・エンド。なんでやねん(ノ∀`)実に中途半端な終わり方だ。監督が途中で挫折したとしか思えん。お母さん結局後姿しか映ってないやん

全体的に目的や背景がとにかく説明不足なので視聴者に不親切。まったく理解できないまま流される人も多いはず
キャストがいいだけに見る人多いと思うし、素材もいい作品なのだと思うが・・とにかくストーリーがダメすぎ(ノ∀`)

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