トゥー・フォー・ザ・マネー
久々にアル・パチーノを見たいということで2005年の作品だが鑑賞。感想は微妙なところ。どうもこういう賭け事ものってのは心臓に悪い
一度の失敗ですべてを失いかねない非情なスポーツ賭博の世界を舞台に、抜群のコンビネーションで成功を勝ち取っていく2人の男の絆と葛藤をスリリングに描いたサスペンス・ドラマ
アルの相棒には「サハラ」でお馴染みのマシュー・マコノヒー。マシュー・マコノヒーはスポーツ選手というより遊び人にしか見えない(ノ∀`)
監督は「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソー監督
賭け事と言ってもギャンブルではなく、それを利用したアドバイザーサービス。こんなビジネスがほんとにあるのか成り立つのか知らんが、実にユニークだ
しかもこれだけドラマチックな展開でありながら、事実を基にしているのというのだからすごい
前半の展開があまりに順調すぎて、逆に落とし穴があるんじゃないかと不安になった
賭け事はそうも順調に行かない。当たる時もあれば外れる時もある。だからあんなに大きな顔ができる気がが知れない。だがそう絶好調がいつまでも続くはずもなく、次第に亀裂が生じ始める・・ブランドンは、ウォルターがブランドンの肉親からの電話を通さないことをよく思っておらず、ブランドンは何を思ったかウォルターの妻に手を出そうとするし、ウォルターはボーナスを上げようとしない
ブランドンが途中から調子乗りすぎでむかつく。金持ち気分で遊びすぎて、肝心の予想の勉強を怠ったからだ。予想屋のくせに掛け金まで指示するなんてやりすぎだ
一気に落下一直線。最後は掛け金を保証するなんていう大博打に出た。負ければ会社は倒産
世界的な大物ギャンブラー、ノヴィアンには殺されかけたし。ああいう金持ちは危険だ
最後は何とかNYが勝ってハッピーエンド?かに見えたが、コインで予想したってのが気に入らない
最後ウォルターが心臓発作を起こして死んじゃうとか、その手術のために大金が必要で、ブランドンが思い切った賭けをするとかそんなオチを期待してたがw
ブランドンは最後少年フットボールのコーチをやっていた。それが一番いいかも
まあ何より久々に見たアル・パチーノは元気そうで良かったす。やっぱ彼のオーラは独特だ
やっぱギャンブルはやらないのが一番だね♪