スリーピー・ホロウ

ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだ数ある作品の中でも絶賛の作品。1999年アメリ

10年前のジョニー・デップだけど、相変わらず変わらん。素顔に近いのが嬉しい。最近仮装続きだったからw
冒頭のちょい役だが、ニューヨーク市長としてクリストファー・リー様が出ている。出番があれだけじゃもったいない
他にクリスティーナ・リッチ、「ハリー・ポッター」シリーズのマイケル・ガンボンクリストファー・ウォーケンが脇を固める

どうしてなかなか。意外に奥が深い。さすがティム・バートン。前半は恐怖の首なし騎士によるホラー、後半は一転して黒幕を探すサスペンスに転換するという二つの要素が楽しめる
はたして首なし騎士を陰で操っている黒幕は誰か?そこには財産を巡る陰謀がからんでいた

魔女といい亡霊といい、現代ではどうにも信じ難い概念が普通に出てくる

こうなるとカトリーナまで怪しく見えてくるから不思議
カトリーナが黒幕というオチでジエンド?しかし馬車内のイカボッドはどうもしっくり来ない。最後に大ドンデン返しが待っていたヽ(`∀´)ノ
そうだよねえあのままクビなし騎士退治・成仏させないまま終わるわけないと思ったら
やっぱりなあ呪いの目と思われていたあの魔術の絵は、悪魔から身を守るための絵だった。だから教会内に入って来れなかったんだろう
最後なぜ首なし騎士は夫人を連れて行ったのか。夫人のせいで見つかり、今まで自分を操っていたことへの復讐かそれとも曲がった愛なのか

この映画のすごいのは、冒頭のアメリカ独立戦争のときの凄腕騎士の話に出てくる人物がちゃんと結び付いていること

とりあえずティム・バートンジョニー・デップに愚作なし!ぜひ見る価値のある作品です