いまを生きる

ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、学生たちの愛と生、そして死を描くドラマ。1989年

出演のロビン・ウィリアムスは相変わらず。ホントにいい人そうなのが滲み出ているのは変わっていない。イーサン・ホークは若い頃こんな優しそうで真面目な顔だったんだね。それが今じゃ(ノ∀`) 最初分からんかったw
自殺してしまう少年を眉毛が特徴的なアレキサンドラ・パワーズが演じる
クリスって女の子がすごくかわいかった。ああいう男子校にいたら余計綺麗に見えるんだろうな。そのアレキサンドラ・パワーズ(当時22)は今43歳
チャーリー(ゲイル・ハンセン)は色男でみんなより一足早くガールフレンドがいる

キーティングの教育方針は独特で自由奔放。別の視点から見ろとか、視野を広げ、おおらかで、現代教育に欠けているものだと思う。それはその時わからなくても、大きくなってから分かる。大学に受からせさえすればいいという学校側と対立して当然だろう

女っ気もなく至って真面目で、日本の学校にありがちなイジメもない
ただ男ばかりずっと同じ寮で学校行くだけの毎日じゃ嫌になるだろう

異性に積極的に玉砕しに行ってたのがノックス。結局一緒に演劇を見た後どううなったか知らないが

放校処分を免れるために死せる詩人の会のことをちくったキャメロンというヘナチョコ野郎が許せねーヽ(`Д´#)ノ 自分のためにみんなを売りやがって!
しかしあの学校は厳しすぎるな。何かあると放校にされるみたい

最後はなんとも悲しい結末であり、この映画の核といえる部分が、ニールの自殺。何も死ななくても・・完全に両親と縁を切って自分の好きなことをやるか、甘んじてハーバードに行って立派な会社に勤めるか。将来的には本当は後者なんだろうが。そのどちらかの決断をしてもよかったと思う。死ぬのは最終手段であり、いつでもできたはずだ。若いからその判断もできず、あまりの落胆に思考が死へと直結してしまったんだろう
あのシーンは色んなことを思い出して自分もマジ泣きした・゚・(つД`)・゚・。

秘密の洞窟に深夜集まって古の詩と自作の詩とを朗読しながら心を解放して友情を深めあう死せる詩人の会というのがあるんだが、大人になってからああいうのが思い出として残るんだろうね

いやー青春ていいね!若いことは素晴らしい!(俺もうおっさんか(ノ∀`)