ハート・ロッカー

死に最も近い米軍爆発物処理班の兵士達を描く。2008年のアメリカ映画。日本公開は2010年3月

主なキャストはたった3人。主人公?ジェームズを演じるのは、「28週間後...」のジェレミー・レナー。サンボーン役に「ミリオンダラー・ベイビー」「イーグル・アイ」のアンソニー・マッキー。ひ弱なエルドリッジにブライアン・ジェラティ。いずれもマイナーか。見たことがあるのはジェレミー・レナーくらい

戦争映画ではない。あくまで爆弾処理の緊張感だけをひたすら描く
舞台は2004年夏イラク

何か起こりそうで起こらない。カメラアングルや描写が意味ありげに見えて実は何もない描写が多く意味不明
たださすが第82回アカデミー賞最多6部門受賞しただけのことはある。この冒頭から最後まで終始耐えない緊張感は異常

いつ死ぬか分からないので常にハラハラドキドキ。こういう常に死と隣り合わせの仕事をしてる人たちは本当にすごいと思う。それに比べたら自分のやってる仕事なんてどんなにちっぽけなもんか
ジェームズの向こう見ずなの態度にやきもきさせられる。死に急いでるとしか思えない
ジェームズには奥さんがいるようだが、堪らんだろう。死亡率が異様に高いいつ死ぬかも分からない爆弾処理班のリーダーが夫なのだから

誰が爆弾とかを仕掛けてるんだ?
あのこそこそ隠れて起爆しようとしてる奴らの目的はなんなんだ?
兵士は住人のために爆弾を取り除こうとしてるだけなのに

いやー結局最後までわけわからんかった(ノ∀`)
戦争映画だから誰か死ぬのかと思ったらあの3人は結局全員無事だった
最後家族とのひと時があって、戦争終わってホッとしたのかと思ったらまた戦場に赴いてるし

ああいう全身爆弾だらけの人とかいて、本当に心が痛い。どういういきさつでああいう風になっちゃうの?あれだと痛みを感じる間もなく死んでしまうんだろうな。すべてが吹き飛ぶので何も残らない

爆弾の悲惨さ・作った奴への憎しみが、深く印象に残った

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