ダウト〜あるカトリック学校で〜 | Doubt

名作戯曲「ダウト 疑いをめぐる寓話」を、シャンリィ自らメガフォンをとり、実力派俳優陣の豪華競演で映画化した心理ドラマ。2009年のアメリカ作品

主演はメリル・ストリープ×フィリップ・シーモア・ホフマンの二大キャスト
その他の主なキャストは、「魔法にかけられて」でお馴染みのエイミー・アダムス。以前の華やかなお姫様とは一転、実に地味な若いシスターを演じる

なんとなくフリン神父が気の毒だった希ガス。ただの少年ホモにあそこまでしなくてもw もはや個人的な思念としか思えん
メリル・ストリープが存分に憎たらしさを発揮。圧巻はフィリップ・シーモア・ホフマンとの絡み。メリル・ストリープフィリップ・シーモア・ホフマンの超ベテランのやり取りはさすが。お見事としか言いようがない
今まで冷静だったフリン神父が珍しく怒りを露にする。そりゃあんなホモ行為がばれそうになったらねえ(ノ∀`)

しかし実に厳粛で退屈そうなカトリック学校だ。あんな煩悩が一切排除された息が詰まりそうなところにずっといたら、そらあ変態にもなるわな

まさしくダウト(疑わしい)。でもならなぜ神父は冒頭にあんな話をしたんだろう。まるで自分を疑えと言わんばかりに

しかし目撃者がいるわけでもなく、証拠があるわけでもなく、あるのはただ疑惑だけなのに、自ら認めてしまい辞任までしてしまうとは・・疑惑というものも恐ろしいが、シスター・アロイシアスのハッタリ脅しもまたお見事

あなたは刑務所のような一切の欲が禁じられた聖なる場所に閉じ込められたとき、どこまで冷静でいられますか?仏を演じられますか?

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