クローバーフィールド/HAKAISHA

巨大都市ニューヨークを舞台に、未知の何者かが大規模な破壊を繰り広げる、手持ちカメラだけで撮ったSFパニック・アクション超大作。2008年のアメリカの作品
『M:i:?V』のJ.J.エイブラムスプロデュサーとマット・リーヴズ監督が、モンスターを題材にしたスケールの大きいスリラー、サスペンスというストーリーを、手持ちカメラで4人だけの行動を追うといった映像とのギャップがすごい

キャストはいずれもマイナーどころばかりだが、女優さんが綺麗で参った(当たり前だが)中でもマレーナ役のリジーキャプラン(26)は若くて涙袋もあって日本人受けしそうだ

前半の男女間の口説き合いといったナンパなウダウダしたウザイ馴れ合いの展開を打ち破るように、突然出来事が起こる

てかあの得体の知れない化け物どもは何なんだよ(ノ∀`) どっから沸いてきたんだか。そういった説明がまったくなく、意味がわからないまま逃げ回ってる感じ

激しく揺れるので見づらい反面、その分臨場感が伝わってくる
誰もが思うだろう。よくこの倒壊状況の中でカメラだけは壊れないなとw
ラスト30分前になってようやくハドソンの顔がお披露目
最期のハドソンのあのカメラへの拘りに乾杯

せっかくヘリに乗れたのに、直後に怪物に襲われるとはなんて不運なんだ(ノ∀`) あのヘリもさっさと怪物から離れりゃいいのに

結局最後物語は完結しないまま、化け物を退治できないまま、中途半端な状況で終了。う〜む、何か釈然としない消化不良状態
リリーの行方が気になるところだが、おそらく一人で助かったんではなかろうか

一つ言えるのは、やっぱカメラだけはしっかり固定して撮ってくれないとダメってこと
とはいえこのカメラワークにだけ頼った作品というのは斬新で、新しい試みと言えよう
ゆらゆら揺れるのは落ち着かないが、反面臨場感や危機感が伝わってくるのは良かった
どうやって撮ったんだろうというくらいリアルで迫力のある映像をより楽しむため、ぜひ映画館でご鑑賞あれ

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