ブレイブ ワン

いやーこれがまさかこんな面白いヒューマンドラマとは思わなかった。すっかりジョディ・フォスター演じるエリカに感情移入してしまい、ずっと応援し、あっという間の2時間だった。2007年のアメリカ＝オーストラリアの作品

ジョディ・フォスターの冷めた冷たい顔が印象的だ。鼻先がとんがっていて、相変わらず横顔が美しい。でも唇が薄いなあ。愛情が薄いんだろう。レズらしいし
対するテレンス・ハワードは柔らかく優しい刑事を演じる

最初の暴行事件のシーンは、とても胸が痛く、まともに見ていられなかった
なんで犬の姿が見えなくなるくらい遠くに投げるかなあ。必ず見えるところにいてちゃんと見てやるべきだった

向こうでも銃所持するのに一応ライセンスがいるんだな。それに30日もかかる。アメリカは普通に銃手に入る国なのかとばっかり思ってた

あの学生が何も見てないように見えてしっかりエリカのこと観察してたのにはﾜﾛﾀ

エリカの行動は理解できなことが多すぎ
車のときは珍しく脅すだけで見過ごすのかと思いきや、あの悪党が車で牽き殺しに来るのは明白。あまりに油断しすぎ
マローのときはなぜ最初から銃を持って脅さないのか。だから取り出すところを狙われた

自分が犯人だって言ってるようなもんじゃん。普通ひっそりして自分から刑事に近づくかよ
完全に正義の番人気取りになってる。最初はこんなにも集中して悪党に狙われて不運すぎと思ったが、途中から明らかに自分から近づいてってるし(ﾉ∀`)

ワンちゃんが生きてたのが嬉しかった

あまり調子乗ってるとそのうち痛いしっぺ返しがあるぞと思っていたらやはり。マーサーが都合良すぎるタイミングで駆けつけてくれたから助かったものの、今度こそ殺されてたかもしれない
しかしそのマーサーのオチにも驚いた。普通ならあそこで殺すのをやめさせ、泣く泣く逮捕というところだが、「撃つなら合法の銃を使え」ってセリフに一瞬目を疑ったｗ　おいおいそこまで感情移入しちゃっていいんかい(ﾉ∀`)
あそこまで証拠を掴んでおきながら見過ごすとは
エリカがマーサーと早くから仲良くしといたのがこんなところで功を奏すとは
彼女は恋人の復讐を遂げ、もう銃を持ち歩くことはないだろう・・か？

どんな女性もが同じ思い同じ体験同じトラウマをもっているかもしれない。そんな人に勇気を与えてくれる
強くなりたい女性が一人で見る映画かな

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