ベオウルフ／呪われし勇者

ついに観ますた！「300」を彷彿させるロバート・ゼメキス作品。「ベオウルーフ！！」を独特の太い声で叫ぶ最強の戦士であり王であるベオウルフの戦いを描いたアクション。2007年のアメリカの作品
世界観はまさに「ロード・オブ・ザ・リング」でアクションは「300」
その両者を統合した「ロード・オブ・ザ・リング」＋「300」が「ベオウルフ」

主演のベオウルフ役は、声が独特なレイ・ウィンストン
フロースガール国王はアンソニー・ホプキンス。特殊メイクすぎてわからなかったｗ　似てるなとは思ったが
王妃役ロビン・ライト・ベンは悲しそうな表情がよく似合う

この物語の時代背景は6世紀のデンマーク。こんな時代もいいかなと思った。好きな時に酒を食らい、美女を食らう。もちろんもろ弱肉強食なので、弱者になってしまったらどちらにもあり付けないが

グレンデルって化け物はマジ気持ち悪かった。ていうか子供心でいたずらに人間を殺そうとしてるのがむしろ腹立った
しっかしあんな化け物みたいな気持ち悪い息子の母親というくらいだから、どんだけの化け物かと思いきや、アンジェリーナ・ジョリーかよ！ｗ
あんな綺麗な裸の美女が近付いてきたら、男なら誰でもベオウルフ同様、戦闘意欲を無くし、近付いて行ってしまうだろう
ベオウルフが意外に女好きでだらしないのがみっともないというか情けなかった。最初は王妃一筋なのかと思いきや、グレンデルの母親に気を許し、王妃が老けてからは愛人を作る始末。それじゃ先代王と変わりないやん(ﾉ∀`)

嫌いなのがアンファース。顔が白すぎて気持ち悪いし、声も気持ち悪い。こいつが剣を献上すると言ったときも何か罠があるんじゃと疑わしかった。結局長いものに巻かれろっていうずる賢いだけの奴

前半はまだよかったが、後半のドラゴンとの戦いはCG丸出しで多少萎える

王になってからは、一気に老けてただの白髪の老人に成り下がってしまった
それでも最後にドラゴンとの戦いで、ベオウルフの強さを改めて示してくれた
ただそのドラゴンの正体が、人間には害を加えないとされている父親だったのがショックだった。あれは母親が仕掛けたんだろう

最後の終わり方は実に謎だった。黄金の角を海に投げて返すのかと思ったらずっと見つめ合ってるだけで、いつになっても返しゃしねーし

典型的な男チックな映画。映画館では3D用メガネを渡してくれるみたい

http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/