1408(原題)

宿泊した56人がみな自殺したという謎の部屋、NYドルフィンホテル―1408号室。一人の作家がその真相を探るべく、その部屋に宿泊するが、彼もまた自殺の運命をたどってしまうのであろうか?2007年のアメリカの作品

ジョン・キューザック×サミュエル・L・ジャクソンの2大競演!巨匠スティーヴン・キング原作の新感覚ホラー上陸
せっかく大好きなサミュエル・L・ジャクソンが見れて喜んだのも束の間、出番が少なくて微妙すぎ。なんかもったいなかった
終始ジョン・キューザックの演技に尽きるといっていい。ホント子犬みたいな顔だなこの人(ノ∀`)

幻覚や幻が多すぎて脳内整理が大変。こういう現実と幻覚の違いがわかりにくいってのが一番嫌いなパターンなんだが

なんだかきつねに摘まれた感じ。あっと驚くラストや真相が待ち受けているのかと思いきやそうでもなし
結局何だったんだ
オーリンの「よくやったマイク君」というセリフもよくわからないし
なんで妻はあのホテルに向かってたんだ?PCで呼び出すところは幻覚じゃなかったってこと?
どこまでが幻でどこまでが現実なのか境目がわからん
せっかく前半はいい感じだったのに、少しやりすぎた感は否めない

せっかくのいいアイデアや素材なだっただけに、どこか惜しい気がする。少なくともあの1048号室の謎は解き明かしてほしかった
しっかしマイクが保存や記憶する媒体がなぜよりによってテープレコーダーだったんだ(ノ∀`)

なぜ自ら部屋を放火することが、死なずに脱出できる正しい道だったのかが分からん

ラストにもう少し一工夫を!ミステリーのラストにしてはあまりに弱すぎます
キャストはいいので、サミュエルやキューザックファンは必見。だが純粋な謎解きのネタ明かしを求める人にとってはやや不満なラストかも・・