タイフーン

悲劇を描いた戦争?映画。2006年の韓国の作品

その意外なスケールの大きさに圧倒される
圧倒されるといえば、なんといっても主演のチャン・ドンゴンの演技力。短髪もいいが長髪も似合ってカッコイイ。その演技からは、姉や韓国への怒りをまざまざと感じさせられる
チャン・ドンゴンの大きな瞳とは対照的な一重瞼でタレ目のイ・ジョンジェ(日本人受けするのはこっちだろうな)。この人の顔見るたびに中田を思い出したのは自分だけじゃないはず(ノ∀`)
イ・ミヨンは綺麗な女優さんだったな

セジョンたちより、シンたちの味方をしてしまったのは自分だけではないだろう
チャン・ドンゴンはこういう悲哀の作品多いな
どっちが主人公なのか分からない 

あとストーリーが歴史的な背景もあいまって若干複雑なので、理解するのが難しいかも

アメリカ、ロシアも交えて世界レベルで潜水艦や台風も巻き込み、かなり大規模な本格的な映画。韓国映画といえど侮れない。むしろ日本より上ではなかろうか

とっくに死んだと思っていた姉が、ラスト近くまで生きていたのが意外だった。だがそれも結局シン自ら殺めてしまう。もう先が長くないのと、苦しみながら生きているのを見ていられないとのことだろうが

本来なら友(チング)になってもおかしくない二人が殺し合わなければいけないとは何たる皮肉な運命か。しっかしあそこまで死闘を演じておきながら最後にいきなり自害ってのは納得できん

飛ばしていたのもただの風船で、核じゃないなら何のために盗んだんだと

悲しすぎだけど面白かったす。韓国映画の中でも数本の指に入る出来でしょう

http://www.typhoon-movie.jp/