ツォツィ

南アフリカヨハネスブルク。そこは世界一危険なスラム街だった。そんな待ちで生まれた小さな希望の物語。2006年のイギリス=南アフリカの作品

ダークサイドに走りまくっていた不良(ツォツィ)が、ある赤ん坊との出会いをきっかけに少しずつ変わっていく様を描くヒューマンドラマ
キャストはまったくの無名。すべて黒人

正直この映画、主人公があまりに身勝手すぎてむかついてしょうがない
中途半端に正義感ぶって後から媚び得るくらいなら、最後までずっと悪で通してる奴のほうがよっぽど潔いんだが
言動がまったく理解できなくて終始イライラさせられる。さっさと赤ん坊置いて逃げりゃいいのに、いつまでウロウロしてんだよ(ノ∀`)挙句はイヤホンで家の人間を呼び出す始末(ノ∀`)警察着たのに赤ん坊もって逃げ出そうとするし。おまえしつこすぎなんだよ
所詮悪党は何をやっても悪党。こいつは突然仲間を攻撃したりするし、後から詫びるように金渡したりとかでフォローしようとする。だったらなぜ最初にそういう悪いことするのか

仲間も早くこんな何しでかすか分からない奴と縁切ってさっさとフェラ(すげー名前w)と手を組めばよかったのに

ツォツィ役のプレスリー・チュエニヤハエは、パーツが小さいのに顔の面積が広くてアンバランスすぎてブサイクだ。泣き顔は見れたもんじゃない
赤ちゃんに固執しすぎ。他人から見たら勝手に自分の赤ん坊に感情移入されて家族の一員の気分にされても困るんだが。家族がほしかったんだろうなこいつも
いい迷惑だよこの不良は
何でもっと早く警察に捕まらなかったのか不思議なくらい

この映画の一番の醍醐味は、赤ちゃんが本物ってこと。いやまあそれが核の部分だから当たり前っていや当たり前だが、あの赤ちゃんだって実際誰かの子供なわけで。親もさぞハラハラしながら見守ってたんだろう
あの若く綺麗なシングルマザー役の人も、本当に乳が出たのか知らないが、赤の他人の赤ちゃんにオッパイをあげたりと、本当にリアルを追及した演技だ

ストーリーも分かりやすくてあっという間の1時間半。まあまあ面白かったかな

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