ラストキング・オブ・スコットランド

1971年のウガンダで実際にあったウガンダ人を大量殺戮したアミン政権を基にしたサスペンス。2006年のアメリカ=イギリスの映画

主人公はとってもか細い医者。セガールみたいな無敵の屈強な男とはわけが違う。なので現実的で、小さな力でどこまで抵抗するか
最初ニコラスは軟派な感じがして受け付けなかった。こいつ医者というより遊び人の方が似合うだろと。医者らしくないのだ。髪長すぎだしなんでいつもニヤニヤ笑ってるのか
ジェームズ・マカヴォイ(27)初めて見るなと思ったら、「ナルニア国物語」でタムナスさん役だった人。ほとんどコスプレみたいなもんなんで素顔がこんなにハンサムだと思わなかった人も多いだろう
美人の黒人ケイ役にケリー・ワシントン(29)

アミンを見た瞬間鶴べえキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!と思ったのは自分だけじゃないはずw そう、アミンことフォレスト・ウィテカーはあの「フォーン・ブース」で説得の刑事役だった人だ
この作品はなんと言ってもフォレスト・ウィテカーの好演に尽きる。主人公よりこっちのがインパクト大。アミンの独裁者・単細胞・抑圧・傲慢ぶりを見事に演じている。左右で目の大きさが違うのも不気味さを煽ってていい

アミンも最初は自分はウガンダ人と同じだとか調子いいこと言ってたくせに陰では抹殺

確かに最初は大統領の近くでいい暮らしができる、好きなものは何でも与えてもらえるという気持ちがあったろう。だがそれが強制となり、帰れないとなれば恐怖が生まれる
しかも抵抗勢力反もいるし、いつ殺されてもおかしくない環境だ。短命でも幸せを味わいたいって太く短くがポリシーの人なら合ってる生活だろうな

結局裏切り者の内通者って誰だったんだろう。それともアミンの被害妄想だったか

こうやって見ると医者ってモテるんだなあ。いろんな人と触れ合いがあるし仕事自体が人助けで勝手に感謝してくれる
でもいくら綺麗な人とはいえ黒人ばっかりでやだな。唯一の愛しの白人だったらサラも行ってしまったし

責任を押し付けたいときはアドバイザー、うっとおしいときは主治医に過ぎないと都合の良さを見せ付ける

ギャリガンも調子に乗りすぎだ。大統領の妻に手を出すなんてクレイジー。しかも妊娠て最悪。あの綺麗な踊り子のほうがよかったんじゃないの?

2時間があっという間でなかなか面白かったす

http://movies.foxjapan.com/lastking/