プライドと偏見

タイトルどおり、金持ちと身分の違う貧乏な娘達との結婚の間で、プライドと偏見が垣間見られるラブストーリー。2005年のイギリスの映画(日本公開は2006年1月14日)
2時間と長い

キャストは主演のキーラ・ナイトレイ以外は地味。サイモン・ウッズ、マシュー・マクファディンドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレシン、ロザムンド・パイクジュディ・デンチなどあまり知らない人多いはず

この映画の魅力は、なんといってもキーラ・ナイトレイの美しさに限る。他に大した女優が出ていないのが余計それを際立たせている
キーラ・ナイトレイ自身はいい女だけど、この役柄のエリザベスは気が強くてなんだか嫌な女だ

舞台は18世紀末のイギリス

最初ダーシーとビングリーをすっかり間違えてた。だってダーシーが真ん中に立ってるんだもん(ノ∀`)
ダーシーはいまいち何考えてるかわからん。影でコソコソ手を差し伸べてたりしてて
ダーシーは無口で不器用。愛想笑いの一つもできない。顔自体は整ってるのに、あのブスッとした無愛想な表情で女受けが悪く、損してる気がする。まるで誰かさんのようだ(ノ∀`)

おばさんが激しくウザイ。よくしゃべりまくるし、いい歳こいて娘達みたいに肌露出したドレス着てるし。もうちょっと控えめで目立たないでほしかった

コリンズは背が低くてド真面目すぎていい笑いものだったな

しかしエリザベスがいるのにジェーンやリディアを選んだりと好きものがいるもんだ。エリザベスの美しさは他の姉妹よりも一段と際立っている。自分なら間違いなくエリザベスだが、その分気が強くて扱いにくく、苦労するのかもしれない。身分の高い相手に対してあまりに失礼すぎ。なめまくってる

結局5女のうち、長女ジェーンはビングリーと、次女エリザベスはダーシーと、女リディアはウィッカムとすべて玉の輿に成功と出来すぎた結果?まあ女は絶対結婚できるんだよやっぱ。これが貧乏4兄弟だったらどんな悲惨な結果だったか(ノ∀`)

よくある恋愛映画のように最初から最後までラブラブといったそんな平坦な道のりではない。かなり紆余屈折があった挙句にようやく結ばれる
結局濡れ場どころか、意外なことにキスシーンが一つもないんだよな。恋愛映画でこれは珍しい。そういう展開になかなかならず、ラストでようやく愛が結ばれたというのがその紆余屈折ぶりを表してる