幻影師アイゼンハイム

エドワード・ノートン主演のマジックイリュージョンをテーマにした恋愛映画。2006年9月のアメリカの作品。原題イリュージョニスト

他の主なキャストに、ジェシカ・ビール、曲者俳優ポール・ジアマッティルーファス・シーウェルは「トリスタンとイゾルデ」を知ってるだけにいい人役のほうがいいな

いやーこれは面白かったす(´・∀・)ノ あっという間の1時間50分ですた!エドワード・ノートン最高!

これはもうもはやマジックではない、イリュージョンでもない、芸術だ!いや奇跡だ!といってもどうせCGで巧みに魅せてるだけで本当にマジックしてるわけじゃないしw
けどただマジック魅せてるだけかと思ったら大間違い。その背景に許されない禁断の愛が描かれている。そして驚異的な結末。そのバランスやストーリーが最高

最初にアイゼンハイムが逮捕されそうになるっていう演出は必要だったのかな

ウール警部が最初嫌いだったんだけど、最後に正義を貫いてくれた!最初はアイゼンハイムを潰しにかかってたのに、途中から特別な人だから逮捕したくないとか、徐々にアイゼンハイムの味方になってくれていったのが嬉しかった

とにかく圧巻はラスト。てっきり悲しい実らない愛の結末だと思っていたのが、なんという結末よヽ(`∀´)ノ ただとっさのことで脳内整理が大変(ノ∀`)だが繰り返し見てようやく分かった。
ソフィーが睡眠薬で皇太子を意識朦朧とさせ、馬小屋で眠らす。
ソフィー自身は寝ながら馬に乗ってどこかへw
ソフィーが馬小屋で剣の宝玉をいくつか抜き、血も付けていかにも皇太子が意識朦朧のうちに殺してしまったかのように、寝ている皇太子の近くに置いておく。
湖で瀕死の状態で発見。
ここがよくわからないのだが、医者を誤魔化すくらいの傷なので本当の傷。それでよく死ななかったなと。そしてアイゼンハイムが薬飲ませただけで生き返るもんなん?ちょっと無理ありすぎくないか(ノ∀`)
てかなんであんな列車の発車直後にすべてを理解できたんだ(ノ∀`)
そのときのウールの実に愉快そうに振り返ってる様がいい!ポール・ジアマッティ様様の演技だね

ただこうなるとアイゼンハイムの降霊術まがいのイリュージョンも怪しくなってくる。なにせソフィーが霊ではなく生きている事が発覚したのだから。はたしてアイゼンハイムのイリュージョンはどこまでが本当なのか?本物の魔術師なのか?はたまたすべてトリックか?