ロッキー5 最後のドラマ

ロッキーの最終策6を見たんで、実はまだ見ていなかったロッキー5を観てみることにした。1990年のアメリカの作品

なんでも、最後にストリートファイターに成り下がってしまったロッキーの最後が余りに惨めで、改めてロッキー6を作ったらしいんだが
シルベスター・スタローンが脚本・主演を兼ねている。まったくなんて脚本を作ってくれたもんだ(ノ∀`)

ラストがあれだとか散々酷評されてたみたいだが、見てみると意外に悪くなかったぞ
それどころか新しい発見をしてしまったヽ(`∀´)ノあの「スターウォーズEP3」の、オビワンがアナキンに「I Loved you!兄弟だと思っていた」という名場面、実はこのロッキー5のパクリっぽい!この映画でも、ロッキーが自分を裏切った弟子(トミー)を殴りつけた後に、「お前を愛していた。固いチームを組んだと思っていた。なのにお前は…」というシーンがある。やっぱこういう名作を真似たりしてるんだなと思った
確かにスターウォーズと状況似てる。ロッキーがオビワンでトミーがアナキン。デュークというダークサイドに唆され、デューク側に付いてしまった

正式にリングに上って対決すればいいのに、なんであそこで決着付けなくちゃならなかったのか

一番かわいそうだったのは息子。ロッキーも息子強くすりゃいいのに、トミーなんかに肩入れしやがって。まあエイドリアンからしたら、息子は勉強のできる普通の子に育てたいってのもあるから難しいだろうが

トミー・ガンも実の師匠によくあそこまで憎しみを抱けるもんだ。完全にダークサイドに堕ちちまったなありゃ

エイドリアンっていつ死ぬの?なんか普通に最後まで生きてたんですけど

全体的に暗い感じは否めない。ロッキーの財産が会計士のせいで無くなるというのもあまりにあれだ。ロッキーの最後にしてはあまりにいたたまれない。もうちょっと明るく華やかに終われなかったものか。なんとなく後味の悪さが残る