サイドウェイ

モテない冴えない男の人間ドラマを描いた2004年のアメリカの作品。ヒューマンドラマなので内容的にはちょっと退屈かな

主演はポール・ジアマッティトーマス・ヘイデン・チャーチ。ハゲデブおっさんにを髣髴させるクドいナンパ師という見るに耐えない異色の組み合わせ

ホントこのおっさん見事におでこまん丸だよな(ノ∀`)マイルスみたいな典型的なやれない男、ダメ男冴えない男はまさにハマリ役だろうw
気になったのは、唯一マヤとやる機会があったあの夜本当にやったのか。マヤはSEXがどうって話してたのに、ジャックには立たなかったみたいなこと言ってるし。まあ後者は親友のウソをばらしちゃった罪から適当な相槌打ってる延長とみなしたほうがいいか
絶対いつかウソはばれると思ったよ。そりゃあれだけしゃべってればいつか口滑らすだろうし
正直マイルスは情けなさ過ぎて男らしくなくて嫌いだった。だがようやくジャックの財布を取り戻すときに男らしさを見せてくれた。それでこそ親友!確かにあの逝かれた夫婦じゃまともに話すよりああするほうが賢明だわ

一方のジャックは極端なほどのナンパ野郎。ホント笑っちゃうくらいの好対照。あのないだろうと思ったデブのウェイトレスまで誘い込むんだからw
でもああいうCMに出てたっていう持ち味があるのはいいな。あれで簡単に引っ掛けられる。普通の男だったら苦労するよ
つかステファニーはあり得んww顔長すぎの典型的日本人顔ブス(本当は韓国人)。向こうの人はこの手の日系は相手にしないと思うんだけどな。こういうブスほどああいう風に切れたときに手に負えなくなる。思うにジャックってブス専なのかw
女の人から見たらもうすぐ結婚するっていうときにこんな羽目外してナンパしまくる男なんて許せないだろうな

マヤ(ヴァージニア・マドセン)はいい女。ステファニーより敷居が高く、口説き落とすのに苦労するのもうなずける。最初の夜に拒否したのはそんな軽い女だと思われたくなかったのだろう

やたらとうっとおしいくらいワインが出てくるのはなぜなのか。思うに、マイルスの辛抱強さ、長い時間をかけて熟成しようとしているマイルスの生き様を象徴してるんではないかと思ったのは考えすぎかな

ノックで終わるラストもワイン通ぽくて風情があっていい

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