硫黄島からの手紙

1944年のを舞台にした戦争映画。戦争といってもハリウッドのような激しい戦闘アクションがメインではなく、兵士達の人間関係が中心となっている日本らしい作品。2006年の邦画

明らかに戦況的に不利で負けがわかっている戦争
絶望の中で悶え苦しんでいく日本兵たち。あまりに虚しい

キャストは、主演に今やハリウッドでも通用する渡辺謙、また嵐の二宮和也というところが新鮮。そして伊原剛志加瀬亮中村獅童。そしてなんと西郷の妻役に裕木奈江が出ていた!あまりに地味すぎてまったくわからんかった(ノ∀`)
この坊主頭の二宮が意外にかっこよくない。演技もいまいちだし。まあしょうがない
クリント・イーストウッドということでアメリカ兵の中に有名なハリウッド俳優が出るんじゃないかと期待してたんだが

出演者の声がみな聞き取りにくい。もうちょっとハッキリしゃべってほしい

つかいくら昔の日本が早婚とはいえ、二宮みたいな若い(23)西郷に妻がいるとか無理があるな。しかもその妻(裕木奈江)は35歳だしw
今回の中村獅童は憎たらしかった。戦死を恐れた部下に対しては臆病者と罵ったわりに、自身は死んだ振りして生き延びることを考えている
そりゃ誰だって怖い。こんな戦争放り投げてこっそり日本に帰りたいよ。こんな島から帰れるもんならね

何がお国のため、天皇陛下万歳だよ。そういう意味じゃ戦争に行かなくてもよく、自分の生死を勝手に決められることなく自分の人生を好きに歩める今の世の日本は恵まれてるのかな

どうせこれ全員死んじゃうんだろうなあ。投降して捕虜になっても殺される。いずれにしても助かる見込みはない。西郷も最後までがんばったけど。戦争映画の宿命だからしょうがないが悲しい

どうしても自害しなきゃいけないのか。どうして最後まで戦おうとしないんだヽ(`Д´)ノ

渡辺謙の栗林の優しさは「SAYURI」を髣髴させる。ただの熱血根性論で無闇に命を捨てるより、合理的に活かす方法を知っている。やっぱこういう上官に付いて行きたいね

いったい西郷が掘って埋めていたものは何だったのか。それは散々みなが書き連ねていたただの手紙だった。なるほどこれが硫黄島の手紙というわけね
おかしいと思った。配達手段がないのにどうして手紙を書いてるんだろうと

邦画のせいか、正直それほど評判があるほどの作品でもなかった希ガス

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