DEATH NOTE -デスノート-the Last name

デスノートの後編、最終編。実に巧くまとめあげたと思った

今回は巧妙な作りが災いして何か複雑になりすぎて脳内整理するのが大変。いつの間にか複雑なルールがどんどんできてるし
ただこの映画版のなんといってもすごいところは、前編こそ漫画と同じ内容だったものの、後編はそのストーリーをガラリと変え、ラストも映画版独自のオリジナルなものを作り上げたこと

キャストは藤原でなく、玉木宏あたりの陰のあるキャラクターがよかったな。藤原ってセリフのときに妙にニヤニヤする癖があるんだけど、本当のライトはクールで無表情。プロならそれくらい合わせろって思った
松山ケンイチもあんなにチョコレートや紅茶ばっかり飲んでたら太るだろうにw

Lは相変わらず天才杉。いくらなんでもここまでわかるかっての
Lのあらかじめ自分の死亡を書く捨て身の手段おそるべし。でもどうせなら23日後じゃなく、100年後とかでもよかったのでは?w

海砂は記憶を失ったはずの状態でもなぜ月を愛し続けてたんだろう?

月は関係者に必要以上に近付きすぎだ
月のミスは、自分以外の浅はかな連中にデスノートを使わせてしまったことだ。それでデスノートの正体を露呈させてしまった。月は天才だが、他の所有者には粗が多すぎた。ビデオカメラでデスノート書くところまで見られたり。第一捕まっても裁判で立証しようがないから絶対無実で逃げられると思うんだが

ノートって死神と同じ数つまり2冊しかないんじゃないの?最後のほう明らかに3冊以上あったような

第三のキラ高田清美捨て駒だったのか。月はあまりに非情だ。目的のためなら手段を選ばない。たとえ彼女でも父親でも犠牲にする。自分の両親を殺された海砂にとっては、これは理解できなかったろう。それと同時に自分もいずれ捨て駒にされるという危機感もあったはず

最後のほう藤原竜也が犯人扱いされてしどろもどろになってるシーン、正月の古畑任三朗を思い出したw

最後はブラックエンド。こうなることはこのデスノートの設定からあらかじめわかってたわけだが、キラもLもみんな死んでしまってなんだか悲しい
つかレムにしてもリュークにしても死神のくせして感情持ちすぎだろ。死神に名前書かせるとかルール違反のような。んでもってリュークはなぜか月の名前書いてるし(ノ∀`) あのオチはまったく想像できなかった

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